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黒龍江省:双鴨山市の呉月慶さんは、迫害により死亡(写真) (明慧日本)黒龍江省双鴨山市の法輪功修煉者・呉月慶さん(30歳余男性)は、法輪功修煉を放棄しないため、幾度となく迫害された。何度も強制連行され、不法な判決・拷問等で苦しめられた。そのため、呉さんは2007年12月23日、冤罪が晴れないままこの世を去った。現在、13歳の娘・呉音奇さんが、1人だけ残されており、孤児院に預けられている(母親はすでに亡くなった)。
呉さんが数年来受けた迫害 呉さんは2000年6、7月に、法輪功迫害の真相を陳情しに上京したが、長春鉄北留置場に強制連行された。期間中、理不尽な拘禁に抗議した為、野蛮な灌食を強いられた。長春鉄北留置場の警官らはペットボトルを強引に彼ののどに差し込んだ為、のどは深刻な損傷を受けた。また、無理やり気管に差し込まれ、呉さんの肺にも異常が出て病院に運ばれた。入院期間中、警官らは受刑者に指示し、呉さんを猛打したり、冷たい水をかけたりさせて、9カ月間も不法に拘禁した。その後、やっと釈放した。同年、呉さんは四方台分局の警官らに3000元(約5万円相当)を巻き上げられた。 2001年12月、呉さんは真相資料点から強制連行され、残忍な拷問を受けた。2003年6月5日、呉さんは双鴨山裁判所に不法に12年の重刑を言い渡され、牡丹江刑務所11監区23分監区に拘禁された。直接呉さんへの迫害に参与したのは、「610弁公室」の頭目・凌清範、凌大威、李洪波、杜占一と劉偉等の悪辣な警官らである。 牡丹江刑務所は気息奄々としている呉さんを釈放 牡丹江刑務所の環境は極めて劣悪であり、伝染病が蔓延していた。2年余り拘禁・迫害されたことにより、心身ともに深刻な損傷を受けた。肺結核に罹り、痩せて骨ばかりになっていたにもかかわらず、警官らはそれを見てみぬふりをした。彼は命が危険な状態に陥った時になって、やっと入院治療を許可された。しかし、病院がなんらかの薬物を使ったせいか、呉さんの病状が日増しに重くなってきた。肺臓が爛れて一つの大きな穴ができた。体重も35キロまで下がり、いつ亡くなってもおかしくないほど危険な状況にあった。こうした状況下で、牡丹江刑務所は依然としてあの手この手で呉さんを苦しめ、なかなか彼を釈放しなかった。最後に、呉さんが死にそうになった時、刑務所は責任を逃れるために、呉さんを釈放した。これは2006年末から2007年上半期にかけてのことである。 頼りにしていた姉が強制連行された 家に戻った呉さんは、命がすでに極めて危険な状態にあった。宝山中学校の教師である姉・呉月霞さんが常に彼を励まし、彼の面倒を見ていた。しかし、2007年9月28日、彼女は双鴨山市宝山区警官の趙魁、方小明、李富、周健民らに家に押し入られ、強制連行された。悪辣な警官らは2万元(約30万円相当)を強要したが、払えなかった為、彼女に不法な労働教養処分を下し、直接佳木斯に送られた。こうした巨大な打撃に耐えられず、病状が悪化したことにより、12月23日にこの世を去った。 2007年12月28日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/28/169162.html) |
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