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正しく修煉できるように内に向けて探す

(明慧日本)2007年8月3日〜8月5日に、台湾樹林区の法輪功を修煉する子供達の学法を精進させるため、サマーキャンプが行われました。私は子供達と一緒に学法し、共に励まして、この3日間、子供達に学法することを学ばせることを担当しました。最初の2日間の学法の中で、何人かの子どもは、本の暗唱がバッチリできたうえ、字の意味もよく分かっていました。親の修煉者たちも満足し感心していました。しかし一部の子どもは、法を「読む」ことに集中せず、あるいは本の暗唱をしても意味がわからず、学んでおらず、腕白で自主管理ができていないのです。

先生がパフォーマンスを教えているビデオを見て、動作を真似している

みんなで蓮の花のしおりを作っている

土市承天地区桐花公園で煉功と洪法をしている

 いたずら好きな子供に対して、私自身の強烈な闘争心が内から噴出し、善い心がなくなってしまいました。思わず私の好奇心から同修たちはいつもどのような教育を子供達にしているのかという疑問が浮かんできました。前に修煉者が先生に聞いていました:「あのようなとても言うことを聞かない腕白な子供に対して、私はいつも1日中殴ったり罵ったりの繰り返しです、この事に値打ちはありますか?」。先生の回答:「私達の子供の教育方法は改め直すべきなのです。あなたは子を罵って殴っても駄目なことに気づいたのなら、方法を改め直すべきなのです。言っておきますが彼も人なのです。今、あなたから見たら彼はあなたの息子か娘であっても、百年後は誰もが赤の他人になってしまいます。そのとき、あなたはその子に借りを返さなければならないのです! あなたは信じられないかもしれませんが、一部の人はこの常人の中で迷って、固執しているのです! 子供を強制して大学に行かせ、大学を受験させています。言っておきますが、あなたがその子にしてしまった借りは、将来逆になり、彼があなたの父になったら、同じくらいの量で返してくるのです。これは方法の問題です。もし子どもに何も教えないのであれば、それはそれでまた悪い事になり、彼に借りを作ってしまうということになります」。(『転法輪法解』〈鄭州法会での質疑応答)

 子供達に比べて、私自身の問題も小さくありません。なぜなら、自分できちんと法を学べておらず、煉功もしっかりやっていません。心性が守れていないのです。これは自分に対してあまり厳格でない状態にほかならないのではありませんか? 一部の子供、特に腕白でいたずら好きな子に対して、頭にきて、手加減のない喋り方になってしまうのです。ある女性の同修が私の状態がいつもと違っていることに気づいて、善意に慎重に私に指摘してくれました。私は自分が不善であることを明白に知っているのですが、知恵がなく、本当にしょうがありませんでした。なのに、まだ自分の名を求める心を守りながら、彼女に「私は自分の修煉がよくないことを知っています。もしあなたが良い方法があるのなら、あなたが面倒を見てください」と言いました。同修は私に「私は改善することを提案しました。決して私がやるとは言っていませんよ」と言葉を返してきました。今度は更に私は自分が正しいと思う心を強めてしまい、キッチンに戻り、同修を探して少し恨みを晴らそうとしました。

 私は最も大変な2人の修煉者を見ました。1人は走りながら出て行き、また、走りながら帰ってきて材料を処理し、もう1人は食器をきれいに洗っていました。沸き立ち、興奮していた心はだんだん冷静になりました。彼女たちは私に比べてもっと苦労していて、する事は私より更に多かったのです。なのに、私は彼女たちが何か不満の言葉をこぼしているところを耳にしたことがありません! 彼女たちの表れこそ、大法弟子の風格だったのです。私は修煉をしにきたのではないでしょうか? その時、自分の気持ちが高ぶって、威張って人を使う様子を今思い出してみると、恥ずかしく思いました。自分の尊大な心を直そうと思いました! 自分の尊大な心を直すべきでした。それこそが自分の心を狭くしていた源だったのです。

 現場に帰って、私はすべての修煉者たちに謝りました。善意で勇敢に誤りを指摘してくれた修練者に感謝しました。私は、自分が月に似ていると思うのです。遠くから見ると旺盛でつやがあっても、近くで見ると表面は穴だらけで、欠けている部分を埋めなければなりません。私自身は発光する天体ではなく、ただ大法の輝きを反映しているだけなのです。法輪大法がなかったら、私は何でもないものになるのです。私は「内に向けて探す」ことをマスターすることが出来ました。何だかタマネギの皮を剥いているようでした。どの一層も大法を基準にし、自分で自分を厳しく要求し、自分の漏れを探し当てて、自分で繕わなければなりません。

 3日目、私達は土市承天地区桐花公園で法を広めました。この日の観光客は普段に比べてとても多く、彼らは小弟子達の煉功に集中した姿に引きつけられて、「すごいな〜!」、「かわいい〜」、「山の上に法輪功の修煉が上手な子供がいるよ!」など、登山の観光客達の称賛の言葉は山のふもとに流れていきました。小弟子達は善い心のこもった蓮の花のしおりを縁ある人へ渡す時、「法輪大法好!」と一人一人に言いました。観光客達はにこにこしながら引き続き「分かった!」、「お礼を言うよ!」、「恩に感じるよ!」と言っていました。ある人は幸運を感謝して「とてもきれいな蓮の花だね! 本当に私にくれるの?」と聞いてきた。あるものは「そこのあなた! もう一つお花のしおりをくれるかな?」と言っていました。

 時間はとても早く過ぎていきました。私達の小弟子にお礼を言おうと思います。あなた達は大法の天使だよ! 共に精進しましょう! 大法の輝きを全世界に照らしましょう!

 2008年1月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/10/160578.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/8/23/88833.html