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大慶市の法輪功修煉者・劉志高さんらは不法に懲役を判決された


 文/大慶市法輪功修煉者

(明慧日本)黒龍江省大慶市薩爾図区裁判所は先日、非公開で法輪功修煉者・劉志高さんに7年の懲役(服役場所は未明)、楊金鳳さんに3年半の懲役、尹桂栄さんに3年の懲役を言い渡した。楊さんと尹さんはすでにハルビン女子刑務所に移送された。龍鳳区廠西の法輪功修煉者・顔秀麗さん、韓徳発さんは大慶市第1留置場に半年近く不法に拘禁された後、顔さんは7年の懲役を下され、10月1日前に黒龍江省女子刑務所に送られた。韓さんは3年の懲役を下され、10月1日前に黒龍江省呼蘭刑務所に送られた。現在、2人の近況は不明。 

 2007年4月25日、大慶市井下公司登峯村の法輪功修煉者・楊金鳳さん(51歳、早期退職者)と尹桂栄さん(67)は鉄人公安支局に連行され、家財を押収された。楊さんの家のコンピュータ、および息子の婚約者のために買った金のアクセサリーなどは略奪され、尹さんの家の法輪大法の書籍、コンピュータ、プリンターと現金2000元は押収され、82歳の夫は極度の恐怖でその場で意識を失った。楊さんと尹さんは当日大慶市第1留置場に入れられた。楊さんは2カ月ほど断食の抗議をして、一時、命が危篤になり健康が極めて損なわれた。尹さんの夫(82)は大きなショックを受けて、精神上、極度の苦痛に陥った。 

 2007年5月21日、大慶市公安局国保大隊、鉄人公安支局第2警務室の警官・王涛など6、7人が、仕事中の劉志高さんの頭に黒い袋をかぶせて、両手を背中に回して、パトカーに押し込み市第1留置場に送った。同時に、彼の家財を押収した。ラジカセ、VCD機械、コンピュータ、そして仕事に使う磁石、鉄のおもりなども見逃さず略奪した。10数箱につめた各種の家財は車の半分を占めた。劉志高さんの妻も市公安局まで連行され、夜中2時過ぎまで拘禁された。全過程を見た隣人たちは、これはまったくの強盗と略奪だと言った。

 劉志高さん(48歳男性)は、大慶市水道会社の早期退職者で、鉄人2村第1団地住んでいた。幼少時代に小児麻痺を罹ったため、右足が細く機能不全で、体はとても弱く、かつて頸椎の手術も受けた。法輪功を修煉してから間もなく体が丈夫になって、顔が赤くてつやつやして、10年以上薬1粒も飲んでいない。毎日ニコニコして、誰もがみな褒めた。

 国保大隊は劉志高さんを連行した後、各種の残虐な拷問を加えた。彼らは劉さんにわさびオイルを強制注入したので、劉さんの呼吸器官、食道と胃はひどく損なわれ、食事すら食べられず、骨と皮にやせこけて、一時命が危篤だった。劉さんの勤め先の上司は情況を知った後、大慶市公安局に行って、仮釈放を求めたが、かえって公安局に脅され、連行されかけた。結局、劉さんの勤め先は公安局にガソリン1トンをゆすられて、ようやくその上司が連行されずに済んだ。

 2007年8月21日、大慶市薩爾図区裁判所は法輪功修煉者・劉志高さん、楊金鳳さん、尹桂栄さんに対して審判を始めた。裁判所の韓軍、郭佰哲、検察院の劉月瑩、張大軍などはいくつかでっち上げの罪名をねつ造して、劉志高さんたちに認めるように強いた。劉さんは全身の力を尽くして、法廷にいる人々に大慶市公安局国保大隊と鉄人公安支局の警官らが彼を迫害した事実を暴き出した。法廷にいる人々は、劉さんが骨と皮ばかりにやせこけて、しっかり立つことができず、声はかすれて、以前とまるで別人のようになったことに気づいた。楊金鳳さんは暑いのに、意外にも綿の服を着ていて、しっかり立つことができず、体を手すりにもたれさせていた。67歳の尹桂栄さんは1人で歩けず、家族に支えられていた。

 2007年3月19日、法輪功修煉者・顔秀麗さんは大慶市公安局国保大隊に連行された。警官らは顔さんと姑の家に侵入して、コンピュータ、プリンター、書き込みドライブ、大量のディスク、法輪大法の書籍などを押収した。姑の家はめちゃくちゃにされ、錠をかけている引出しもこじ開けられて、現金300元が略奪された。病気中の姑は法輪功の書籍を守るために手を殴られ、腫れ上がった。略奪中、警官らの罵声はずっと絶えなかった。顔さんの夫(法輪功修煉者ではない)も連行されて、翌日にやっと釈放された。

 法輪功修煉者・韓徳発さんは2007年3月20日に大慶市公安局国保大隊に連行された。警官らは同じような手段を使って、韓さんの家に不法侵入して、パソコン、紙カット道具、法輪功の書籍、ディスクなどを没収した。

 (注:法輪功修煉者迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参考

 2008年1月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/3/169516.html