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雲南省:国防技術学院の教師は、労働教養所に不法に延期された

(明慧日本)雲南省の教師・蘇昆さんは、学生に法輪功迫害の真相を伝えたため、2004年12月に不法に3年の労働教養処分を受けた。現在、既に満期になったにもかかわらず、雲南省第二労働教養所は依然として彼を釈放せず、延期して拘束している。

 蘇昆さんは雲南省国防技術学院のパソコン教師であり、2002年8月に思想改造施設に強制連行された。その後、教師の職から学生募集弁公室の事務員への移動を強いられた。2004年11月、彼は法輪功迫害の真相資料をほどなく卒業する学生に贈ったが、真相を分からない学生の家族に通報され、2004年12月6日、昆明市公安局盤龍分局に強制連行され、そこに拘禁された。当時迫害に参与した主要な警官は李金昌と王慧(発音)である。12月29日、不法に3年の労働教養処分を言い渡され、雲南省第二労働教養所に送られ、2007年12月5日に満期になった。

 蘇さんはもともと3大隊に拘禁されていたが、副大隊長・羅仲武が、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じ、法輪功修煉者に対する深い恨みを持っているため、よく法輪功修煉者と修煉者の家族を罵ったりしていた。しかも、何度も無理やり家族との面会を取り消した。その上、訴えたかったら訴えればよいと言い張った。蘇さんは2007年7月から1大隊に移された。しかし、満期日である12月5日、蘇さんの両親が労働教養所へ彼を迎えに行ったが、警官の孔祥龍に208日の延期になると言われた。理由は、蘇さんが強制労働に抗議し、囚人服を着用せず、迫害に抗議し続けているためで、延期の日数は、すべて元の3大隊にかけられ、あわせて208日となるという。

 蘇さんの両親は、延期の法律的な根拠を要求した。孔は答えられなかったため、警機課課長の曲開明を呼んできた。曲はがさつに蘇さんの両親を罵倒し、家族に知る権利はないと言い放った。また、蘇さんは「社会主義に反する」等々と言った。翌日、蘇さんの両親は、雲南省労働教養局管理処に行き、担当者の李剛に問い合わせたところ、3カ月以内だと、自由に処分できるが、もし3カ月延期する場合、報告しないといけないと言われた。同時に、雲南省第二労働教養所は蘇さんの延期状況を報告していないことがわかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報については、中国語のページを参照)

 2007年1月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/18/168613.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/12/31/92809.html