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拘禁された同修に、どのように対処すべきなのか


 文/中国大陸大法弟子

(明慧日本)最近同修たちと、不法に拘禁された地元の同修をどのようにして救援するかについて相談する時に悟ったのですが、同修が旧勢力の按排した道を歩んでしまったのは、ただ本人に漏れがあるだけではなく、それは我々全体の向上とも密接な関係があるのです。法を正すことに対して、旧勢力が綿密に按排をしましたが、師父も巧みにそれを利用されておられるのです。我々が法を正す中で師父の要求どおりに自分を正し、絶えず認識を高め、法に則って法を認識するようにすれば、きっと、もっと徹底的に旧勢力の按排を解体できるに違いありません。

 旧勢力の按排したすべてのことを師父は認められません。しかし、もし法を正す過程の中で、我々が師父の要求された基準に達する事ができなければ、必然的に旧勢力の按排した道を歩んでしまうことになるのです。師父はただ私たちが認識を高め、更に大きな威徳を立てるようにこのすべてを利用されておられるにすぎません。だから、我々は師父の要求に従って、師父が法を正されることの全局に立って、自分の修煉の基点を正しく置くようにしなければなりません。

 師を助け、法を正す修煉が今日に至り、まだこんなにも多くの同修が不法に拘禁されていますが、われわれはよく反省しなければならないと思います。我々は一つの考えや閃きを正し、完全に自我を放下し、大法に圓容して初めて、必ずや旧勢力の束縛を徹底的に打ち破り、更によく衆生を救い済度し、同修を救助する事ができるのです。

 2001年の夏、母親が不法に捕まえられたと聞いたとき、私は胸が痛かったです。しかし、すぐにその状態は正しくないことで、それは情だと気づきました。その後の数日間、私は落ち着いてよく考えましたが、最初は彼女の正念を立てるように手伝ってあげるべきだと思いました。しかし、彼女には会えなかったのです。最後に自分にできる唯一のことは、このことが周りの人に悪い影響を与えないように家族をよく落ち着かせるべきだと思いました。そこで、私は実家に戻り、父親の正念を立てるために色々真相を伝えました。私の話を聞いてから父親は落ち着くようになり、また『転法輪』も読むようになりました。(当時まだ修煉していない)

 二十数日後、母親はもうすぐ帰る予感がしました。娘もお婆さんが帰る夢を見ました。そうしたら、2、3日後に母親が本当に帰ってきたのです。そして帰るときの状況は娘の夢とほとんど同じだったのです。

 今振り返ってみると、その時の認識はとても浅いと思いました。しかし、このことを通して、悪いことでもいいことでも、実は皆いいことであり、本当に我々に対する異なる次元での法の基準に達すれば、邪悪を直ちに解体してしまうということを悟りました。また「修は己にありて、功は師にあり」ということも深く会得するようになりました。

 2008年1月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/2/169443.html