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遼寧省撫順市:法輪功修煉者・孫洪昌さんは、迫害により体が不自由になった

(明慧日本)遼寧省撫順市清原県の法輪功修煉者・孫洪昌さんは、2006年3月に強制連行された後、不法に判決を言い渡された。期間中、撫順公安一処の警官に拷問され、下肢の筋肉はすでに萎縮し、体が不自由になっている。現在も不法に留置場に拘禁されている。 

 孫さんは、元野菜販売会社の社員であった。2000年から迫害を受けたため、家を離れ放浪生活を余儀なくされた。2006年3月28日午後、孫さんは仕事場から、撫順公安一処と天橋派出所の警官に強制連行された。撫順公安一処では迫害され、両足をそれぞれ左右に強く引っ張るとか、手指に竹くしを挿すという数々の残虐な手段で、孫さんに自白を強要した。公安一処の近所の住民は、3日連続して孫さんの痛ましい叫び声を聞いた。警察は気息奄々とした孫さんを清原大沙溝留置場に送った。留置場の職員は殴打により体がすでに不自由になり、命の危険な状態にある孫さんを見て入所を拒絶した。撫順公安一所は食事や贈り物などの賄賂をし、その上圧力もかけるという硬軟両様の手段で、留置場はやっと孫さんを受け入れた。

 清原県裁判所は2006年9月18日、孫さんに5年の不法な判決を言い渡した。孫さんは大沙留置場に拘禁されてすでに2年経った。現在、孫さんは下肢の筋肉が萎縮し、正常に歩けず体が不自由になっている。

 孫さんの妻・王秀霞さん(法輪功修煉者)は2003年5月29日、撫順公安一処の留置場に強制連行された。16日間の拷問を受けた後、警官に虐殺された。当時42歳だった。

 孫さんの息子・孫峰さんは、母親を失った大きな悲しみに耐えながら、父親の安全も心配せざるを得ず、心身共に極めて大きな障害を受けた。2004年12月末、孫峰さんは白血病と診断され、2005年8月25日、一人で寄る辺のない状況下でこの世を去った。当時僅か12歳の少年だった。この理不尽な迫害により、孫さんは一家離散し、肉親を失ってしまった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年1月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/11/170082.html