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河北省:定興県の韓雪蓮さんが迫害により流産した経緯

(明慧日本)2007年7月23日夜、河北省定興の公安局国保大隊・朱小濤、賈慶川、郷派出所所長・姚剛及び大隊治保主任・段福増ら6人の警官は、法輪功修煉者・韓雪蓮さんの家に不法に押し入り、韓雪蓮さんと夫・鹿真勝さん(別名が「鉄強」という)、義理妹・鹿文傑さん、義母・任金鳳さんを強制連行した。また家宅捜索をし、パソコン、テレビ、プリンター、法輪功書籍、衛星アンテナ及び3人の携帯電話を没収した。その上、鹿真勝さんのポケットに入っていた現金90元(およそ1500円相当)も奪い取った。不法に強制連行された韓さんは、今、妊娠2カ月だという状況を説明したにもかかわらず、定興県の国保大隊・朱小濤と賈慶川に虐待され、長時間にわたり体罰を受けた。両手を前方に真っ直ぐ伸ばし、長時間立つことを強いられた。体罰を受けた韓さんは、7月24日に公安局国保大隊で流産してしまった。 流産したため、国保大隊の警官は韓さんを県の病院に送り、検査を受けさせたが、「炎症」と嘘をつき真相を隠した。そして幾つかの白い錠剤を与えた後、韓さんを、留置場に送り拘禁した後、8月8日、石家庄労働教養所に移送し、現在、迫害を続けている。

 韓さんの夫・鹿真勝さんと鹿文傑さんは、法輪功修煉者ではないが、侵入した警官に「なぜ私たちを捕えたのか? 私たちは何かの法律に違反したのか?」 と聞いただけで、警官に蹴られ、殴打されて、一緒に強制連行された。

 鹿文傑さんは、僅か16歳であり、18歳未満の未成年者であるため、労働教養を科すことはできない。しかし、定興県の公安局の警官らは文傑さんに労働教養させ、奨励金を貪る為、「法輪功修煉者だと言ったらすぐ釈放する。言わなかったらあんたを労働教養所に送る」と文傑さんを騙した。文傑さんは、事情を知らないまま、「自分は法輪功修煉者だ」と言った。すると、定興県の公安局は直ちに文傑さんの年齢に10歳を加えて「26歳」にし、法輪功修煉者だといって強制的に文傑さんを労働教養所に送った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年1月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/1/12/170123.html