法輪功修煉者・李蓉さんが川西刑務所の迫害で痴呆症になって死亡
(明慧日本)四川省法輪功修煉者・李蓉さんは2年間不法に拘禁された後、2002年、4年間の強制労働改造の判決を科され、川西刑務所で迫害を受け痴呆症になった。最後に喘息や全身に浮腫みと痛みの症状が現れ、2007年11月に冤罪を晴らせず死亡した。
法輪功修煉者・李蓉さん(女性)、四川省某工場の定年退職者だった。1979年に雲南省を退役して四川省に帰った後、某工場に勤めた。1999年のころ法輪功の修煉を始めた。1999年7.20の後、法輪大法を実証し真相を伝えるために2度上京した。
2回目の上京から戻った後、李さんは警官に家財を差し押さえられ、不法に連行された。家財を差し押さえる時、警官は、ベッド、引き出しのすべてを調べ、家財をまき散らした後、法輪大法の書籍23冊を奪った。そして李さんの息子2人の兵士身分書をも取り上げた。その後、警官らは息子2人の勤め先を脅迫して、2人を除名させた。息子たちは、住宅、年金保険、医療保険など全てを奪われた。しかたなく出稼ぎに行ったが、兵士身分書がないため仕事も探しにくかった。
李蓉さんは留置場に2年ほど拘禁されて釈放された。2002年、また不法に4年間の強制労働改造の判決を下され、川西刑務所(成都市洪安鎮にある)に送られた。
労働改造の期間中、警官らはいろいろな手段を使って李さんを苦しめた。警官・李小紅は、李さんを強引に引っ張ったため、李さんの履いていた靴が脱げ、服も引きちぎられた。警官は、李さんの口に衣類を詰め込み、4〜5人で李さんを独房にとじ込めた。すべての扉は閉められ、一歩も出て行くことが許されなかった。その独房の床のセメントは、まだ完全に乾燥しきっておらず、便もある状態の中に1年間閉じ込められていた。
独房で警官・李小紅は病院の責任者と共謀して食事に薬を入れたため、李さんは痴呆症になってしまった。警官らは李さんを騙すため、4回にわたり独房をかえた。その後、強制労働の生産現場に移送され、3カ月間、動くことを許されず壁の隅に座ることを強制された。
川西刑務所では、痴呆症になった李さんを釈放した。家に戻った時、家族は李さんの知能に問題があると感じた。その後、喘息の発作、全身が浮腫み痛みなどの症状が現れ、2007年11月、冤罪を晴らすことも出来ずこの世を去った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年1月14日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/1/9/169917.html)
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