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河北省:河北師範大学化学院の助教授・付華景さんは迫害を受け死亡

(明慧日本)河北師範大学化学院の助教授・付華景さん(62歳女性)は、1996年から法輪功の修煉を始めた。中国共産党政権が法輪功を迫害して8年間、付華景さんは非常に大きなプレッシャーの中から立ち上がり、法輪功の真相を伝えてきた。それによって残虐な迫害を受け、2008年1月4日の朝、冤罪を晴らせないままこの世を去った。

 付華景さんは亡くなる時にも夫が傍にいなかった。付華景さん夫婦は共に法輪功修煉者である。夫の劉記廷さんはかつて煉功場の指導員であった。

 1999年7.20以後、中国共産党は劉記廷さんを「重要人物」として扱った。絶えず連行、監禁、拷問、家宅捜査、家財などの没収なの迫害を繰り返した。また、何の理由もなく仕事をする権利も奪った。2000年末、真相を伝えたとして、不法に懲役3年の判決を受けた。その後2006年3月、河北師範大学西区で法輪功の真相資料を配布していたところを大学の保安処(保衛処ともいう)の段新月が紅旗公安出張所と結託して、劉記廷さんを連行し、3年半の不法な判決を下し、現在、唐山翼東刑務所に不法に監禁している。

 法輪功を始める前、付華景さんは重い糖尿病にかかっており、治療のためにあちらこちらの病院を全部回ったが、あまり効果はなかった。1996年、友人の紹介で法輪功の修煉を始めると、修煉によって身体が間もなく浄化され、元気になり、痛みなどもなくなり健康な体に生まれ変わった。

 しかし、1999年7.20から江沢民集団によって、法輪功が迫害されると、付華景さんは今までの幸せな生活が一変し、最初は大学で2週間監禁され、その後2〜3日に1回は大学、町内会、公安出張所の中国共産党により私生活を侵害された。

 2001年末、化学部の党委員会の書記・陳宝雷らによって、付華景さんはいわゆる「河北省法制センター」に連行され、3カ月間洗脳された。自宅に戻った付華景さんは治っていた糖尿病が再び現れ、2回も入院した。1年後に再び法輪功の修煉を始めると病気も治った。このことによって、付華景さんは法輪功こそ彼女の命を救う唯一の希望であることが分かった。

 中国共産党の第17回党大会の時、いわゆる敏感日であり、大学の中共書記・黄勇楽は直接自宅に突入して騒ぎ立て、脅迫をして帰った。これを受けて、付華景さんは強大な精神的プレッシャーを受けて、病状も悪化した。その後、自宅でも絶えず大学から私生活を侵害されていた。特に2006年3月、夫が再び強制連行されると、病気と闘いながら、1人で家を支えていくしかなかった。病状がますます悪化し、再び入院した。その時、夫と連絡を取ろうしたが、中国共産党に拒否された。大学から助教授の仕事も奪われ、収入もなくなり、夫も監禁され、1人で一生懸命に病気と闘ってきたが、絶えず侵入してくる大学と公安出張所により精神的に大きなショックを受け、2008年1月4日の朝、冤罪を晴らせないままこの世を去った。最後まで夫と会うことができなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年1月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/1/15/170332.html