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遼寧省当局、法輪功修煉者を秘密に移送

(明慧日本)遼寧省当局は2007年の末から、不法拘禁されている法輪功修煉者を密かに移送した。家族が事情を聞くと、環境転換だと答えている。移送の目的は、おそらく法輪功修煉者に対する迫害事実を覆い隠すためとみられる。移送により家族との面会の困難が生じてくる。実例で言うと、大連在籍の修煉者を錦州に、盤州在籍の修煉者を瀋陽に、錦州在籍の修煉者を大連に移して迫害を加えるためである。そして家族が面会するためには、 交通機関の乗り換えなどで2日もかかり面会をしにくくするためだ。

 2007年12月下旬、大連瓦房店刑務所が不法拘禁中の修煉者たちを、大連南関リン刑務所、錦州刑務所、盤錦刑務所、瀋陽第一刑務所などに移した。修煉者の王ミョウさん、叢明さん、路国賛さん、王天宇さんの4人は大連に、陳シンさん、シャ鉞さん、楊国謙さん、高輝さんの4人は錦州に、許志斌さん、苗俊杰さんの2人は撫順に、呂金宇さんは瀋陽第一刑務所に移された。その前の12月17日朝、「目上の人」から、修煉者の家族の面会はいっさい禁止と指示を下したという。

 12月20日、遼寧省(瀋陽)第二刑務所に、修煉者・白栄春さん(瀋陽市)また、王涛さん(大連市)と薛軍さんを盤錦刑務所に、黒竜江省修煉者・王宏峰さんを盤錦刑務所三監区五大隊に移した。趙華さん(阜新市)は瀋陽東陵刑務所に、劉剣峰さん(灯塔市)は大連南関リン刑務所に移された。

 カ子刑務所は不法拘禁中のすべての法輪功修煉者を秘密に移送した。瀋陽の修煉者・王欣さんと曹陽さんたち5人は、それぞれが大連市刑務所(南関リン)と盤錦刑務所に移された。

 盤錦刑務所に不法に移送された修煉者はおよそ20人で、それぞれが16カ所の監区に分散された。瀋陽の修煉者・張科さんは、盤錦刑務所1監区に不法に拘禁された。瀋陽の修煉者・白栄春さんは盤錦刑務所に不法に拘禁された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のぺージを参照)

 2008年1月18日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/1/14/170239.html