曹東さんの訴訟を阻止するため 中国共産党は妻を連行、恐喝
(明慧日本)法輪功修煉者・曹東さんがEUの副議長に迫害の真相を語ったため、中国共産党に迫害され、今曹東さんは刑務所で、妻・楊小晶さんに無罪の弁護を引き受けてくれる弁護士を申請するよう求めている。中国共産党はこの事件を抑え、国際世論の追及を遮るため、一方で曹東さんが奥さんに訴訟の委任状を書くのを妨害しながら、一方で非道にも暴力団・マフィアの手口を使い、「口実をつけて」楊さんに濡れ衣を着せ、逮捕しようと企んでいる。
2007年12月27日、楊さんが趙家楼の住宅管理所へ家賃を納める際に、建国門派出所の地区の警官・劉濤と数人の私服警官は楊さんの家まで尾行し、何の令状も提示しないまま、楊さんを派出所に連行しようとしたが、楊さんは不当な要求を拒絶した。しかし数人の私服警官は強引に楊さんをかかえて車へ押し込み、北京六里橋の小さい旅館に連行、不法に尋問し、恐喝した。
東城支局にまた劉という課長が来て、曹東さんを知っているといい、劉は「俺は法輪功を10数年間いじくっているぞ、報いを受けたことはないよ、雷にやられることもないよ!」とわめいた。彼らは理不尽に楊さんに引き続き曹東さんのために弁護士を探すかどうかと問い詰め、一晩中威嚇、脅迫した。いかなる「口実」もつけられず、不法に一夜拘禁して、楊さんを釈放した。同時に、劉濤は他の警官(国安?)を連れて、無断で楊さんの鍵を使って楊さん宅に侵入し、家宅捜索し、楊さんに濡れ衣を着せる「口実」を探した。楊さんが曹東さんのために弁護士を探そうとしてから、これですでに2回も理不尽にかき乱されたことになる。2007年9月、楊さんが『九評』(『共産党についての九つの論評』)を持っているとの口実で告発され、不法に家宅捜索されたことがあり、何も見つからなかったが、警官は「これで上司に報告しやすい」と言った。
昨年の新年が来る際、恐怖の拘禁より開放された楊さんは、家があっても帰られず、寒風の中異郷の地を放浪しながら、不法に裁判、拘禁されている夫のために呼びかけていた。今年の新年も、楊さんはまた家に帰られず、家の鍵は劉濤に無理に持ち去られ、国安(安全局)も虎視眈々としており、楊さんはいつでもどこででも、濡れ衣を着せられて捕えられる危険性に直面している。曹東さんのことで強大な重圧がすべて楊さん一人にかかり、楊さんは再度余儀なく家を出て、年老いた両親と団欒で新年を過ごすことはできなかった。
2008年1月18日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/17/170500.html)
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