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宋浙梓さんは湖南省女子刑務所に迫害されて、精神錯乱になった

（明慧日本）湖南省常徳市東郊外物資供給協同組合の定年退職従業員・宋浙梓さん（59）は法輪功を修煉して、民衆に真相を伝えたため、2004年8月に常徳市武陵区の裁判所に4年の懲役を言い渡されて湖南省女子刑務所に送られた。現在、宋淅梓さんは迫害によって既に精神錯乱状態になった。

　1999年7月に江沢民グループが不法に法輪功を迫害し始めてから、「真・善・忍」を信じ、民衆に中国共産党のデマを暴き出したため、宋さんは何度も迫害を受けて、想像できない苦難にあった。宋さんは5回にもわたって留置場、労働教養所、「洗脳班」に連行されて、様々な非人道的な迫害を受け尽くした。

　2004年の下半期、宋さんは湖南省女子刑務所に送られた。法輪功の修煉を放棄する意志表明、いわゆる「転向書」を書かないため、女子刑務所はずっと宋さんを「重点迫害対象」にして、長期にわたり彼女を刑務所食堂の上に設置した「堅塁攻略隊」に隔離して拘禁していた。この「堅塁攻略隊」は副刑務所長・趙蘭の意思で設立されたもので、もっぱら法輪功修煉者に対して精神と肉体に迫害を加える機関で、警官らに「厳管チームの中の厳管チーム」と称されるほど残酷な迫害を行っている所である。

　「堅塁攻略隊」は、刑務所の役人だけが法輪功と法輪功修煉者を敵視しているのでなく「監視役」（刑務所の役人に任命された、24時間体制で厳密に法輪功修煉者を監視する受刑者のこと）の各中隊から選ばれた残酷無情な受刑者がいた。法輪功修煉者1人に２人の「監視役」が付き添い、1日中部屋の中に閉じ込めて、1歩も部屋の外に踏み出すことを許さない。

　法輪功修煉者が「堅塁攻略隊」に入れられたら、まず「受刑者行為規範」という中国共産党が編集した法輪功を中傷する書籍と資料を読ませられる。法輪功修煉者が読むことを断ると、役人・鄧瑾、袁立華、毛慧萍などは「刑務所規則違反」の理由で修煉者に対して懲罰を下す。修煉者が「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶと、役人らは他の受刑者にゴムテープで修煉者の口を封じるように指図する。これで前歯が打ち落とされた修煉者もいる。つま先だけが地面につく体勢で長時間窓に手錠で吊るされる修煉者がいれば、ひざまづいたまま長時間両手を手錠で背中に固定される修煉者もいる。普通の人は2時間も経たないうちに冷や汗が流れるのに、刑務所の役人らは修煉者に何日間も眠らせないまま手錠をはめた。何日か経ったら、修煉者の手は腫れ上がってぼろぼろになり、古い傷が治らないまままた新しい傷が増えた。

　また長時間兵士の姿で立つことを強制される修煉者もいる。眠らせてもらえず連続7昼夜立たされて、目を閉じたら、役人らは3つの結び目があるナイロンの縄で修煉者の目を打つ。長く立ったため、腰の上まで腫れ上がる修煉者もいる。また長時間しゃがむことを強いられる修煉者もいる。倒れたら、他の受刑者は修煉者の背中にお湯をかける。更にひどいことは、凶悪な警官は毎日法輪大法をののしり、法輪功修煉者に対してよくヒステリックに大声で叫んで、ののしり、侮辱した。現在、「堅塁攻略隊」にまた数人の法輪功修煉者が拘禁され、このような非人道的な迫害が毎日続いている。

　長い間、収容所のようなところで迫害されたため、2005年末、宋さんの精神状態はぼんやりし、体にも深刻な病状が現れた。しかし、女子刑務所は依然として彼女に対する迫害を緩めなかった。2006年2月、宋さんを見舞うために、家族が常徳市から長沙市にやって来たが、女子刑務所側は「宋さんが規則を守らない」という理由で面会を許可しなかった。

　その後、宋さんの精神状態は日ましに悪化して、最後とうとう精神錯乱状態に至った。今の宋さんは昔に比べればまるで別人のようで、正常な理知を失った。中国法務所、最高人民監査院及び公安部の関連規定によれば、宋さんは服役中重病のための一時出所の条件に当てはまっているが、何らかの原因で湖南省女子刑務所は今なお宋さんに一時出所の手続きを出していない。それどころか、このような情況の下でも女子刑務所側はまた宋さんに奴隷労働を強制した。現在、第6区の第2隊に拘禁される宋さんは、毎日14キロのソラマメの殻剥きの労働を強いられている。

　宋さんの親族も法輪功を修煉するため中国共産党の迫害に遭った。長女・袁東波さんは不法に3年懲役を下され、2005年11月に女子刑務所から釈放された。下の娘・袁東蘭さんと婿の劉湘陵さんはそれぞれ2007年8月と9月に常徳市公安局に煉行されて、現在、不法な開廷を控えている。

　（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）

　2008年2月3日

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/18/170571.html）