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河北省新密刑務所:虐待され、丁国営さんは精神異常になった

(明慧日本)河南省シン陽市の小学校教師・丁国営さんは、2007年10月、新密刑務所から釈放されたが、帰宅後の生活は自分で処理することができず、地面に寝たり、寒くても身体に布団をかけることも知らず、ご飯を用意しても、声をかけても全く反応がない状態で精神異常になってしまった。

 丁国営さんは、釈放され帰宅して2カ月あまり、一言も話すことなく、無表情の状態で、生活は自分で処理することが全くできなくなった。不法に拘禁されている間、 刑務所では丁さんを「異常なし」と終始、家族を騙していた。

 丁さんは2002年6月、授業中に「真・善・忍」のすばらしさを生徒に伝えたことで、摘発され、シン陽市の「610弁公室」と高村郷派出所の警官が手を組んで、でっち上げの罪名で不法に連行した。

 5カ月後の11月、家族に何の通知もなく、密かに7年の判決を言い渡し、即座に新密刑務所へ移送して虐待をし続けてきた。

 2002年の冬、丁さんの母親が面会に行った時、ちょうど厳寒で、丁さんは薄い服を着ているだけで、精神が異常になっていた。

 一言も話さず、 家族に会っても知らない人を見ているかのようだった。それを見て家族は、治療させたいと要求したが、警官に断わられた。

 2007年、母親は面会するため、何度も奔走したが、丁さんに会うことはできず、とても焦っていた。母親は、刑務所側に対して、「私は息子に会いにきたので、今回だけでも会わなければならない。でなければここで待ち続け、帰ることはしません!」と訴えた。すると丁さんの迫害を担当する隊長がやっと出てきて、「 丁国営さんはすべて正常だ」といった。

 2007年10月14日、家族が知らせを受け、丁国営さんを家に迎えることになった。ところが、家に着いてから2週間たっても何も食べず、魂が抜け落ちてしまったような状態を見て家族は焦った。

 命を保つために、お金を借りて病院で点滴を受けさせ、お金がなくなったら家に帰るという状態である。

 現在、丁さんは、生活は自分で処理することが出来ず困難をきたしている。ある日、母親がお粥を持って来た時、声をかけても相手にしないばかりか、突然立ち上がって、お碗の中の熱いお粥を自分の頭上からかけ始めたのだった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年2月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/1/26/171104.html