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北京新安女子労働教養所:法輪功修煉者への迫害の真実


文/北京法輪功修煉者

(明慧日本)2006年の初め、北京市海淀区の610弁公室は警官を連れて、突然我が家に不法侵入し、法輪大法の本や真相資料などを押収し、私を騙して頤和園北宮門派出所に連行して一晩拘留した。翌朝、同弁公室のボスが無実の罪をきせて海淀区清河留置場に送った。移送前、すでに高血圧(最高血圧200)であった。不法な拘禁中、予備審判員は同修の名前を言わせようと脅迫したがはっきり断った。「もし言わなければ判決を言い渡すぞ」と脅迫され、私は「あなたたちの不法行為に抗議する」と言ったが、労働教養2年の判決を言い渡された。

 留置場では邪悪の迫害を受け、人身の自由はなかったが、私は法輪功修煉者であることを忘れなかった。修煉者としてやるべき煉功、法の勉強、真相を伝えることを続けていた。10人ほどの受刑者に中国共産党組織から脱退するよう薦めて成功した。ある受刑者に報告されたため、留置場の「管教」に体罰を受けたが私の心は動かなかった。

 留置場に不法拘留されて半年後(不法に拘留期間を延長された)、手錠をかけられて「北京労働教養人員調遣処」に送られた。そこはとても邪悪な所で、常に人格を侮辱された。食事のとき、大声で報告をし、ありがとうと言わなければならない。60歳以上の女性修煉者を毎日朝から晩まで小さい椅子に座らせ、上半身を真っ直ぐにして、両手を膝に置き、動けない状態にさせ、話もトイレへ行くことも許可が必要だった。そのような日々は数カ月にも及んだ。その後、北京新安女子労働教養所に送られた。車の中で手錠をかけられ、外を見ることも、頭を上げることさえも許されなかった。同教養所は表面的には花園のようだが実際は残忍で、善良な人を迫害する所である。法輪功修煉者が入ってくると強制的に洗脳し、「転向」させる。「転向」しなければ受刑者により24時間監視され、睡眠、入浴、生活用品を買うことなども許されなかった。さらに「管教」は麻薬犯に命令して、「転向」しない修煉者を強打し、さまざまな方法で虐待した。

 北京新安女子労働教養所に監禁されている大半は法輪功修煉者である。その中でも55歳以上の修煉者が多い。一般の受刑者は麻薬犯、買春犯、窃盗犯で、これらの受刑者を使って修煉者を監視させる。これらの受刑者は修煉者より自由に部屋に出入りし、トイレに行くことも許されている。「管教」とおしゃべり、冗談を言うこともできる。修煉者だけに凶暴で残忍である。修煉者は会話も行動することなども許されていない。トイレに行くにも報告しなければならない。「管教」に対して不満を言うと体罰をされ、点数を減らされ、教養期間を減らすことはできなくなる。

 北京新安女子労働教養所は奴隷のように入所者を扱い、とても邪悪である。教養所にいる修煉者の中には中老年女性の割合が多く、70歳前後の人も少なくない。年配者でも強制的に奴隷のように、規定量の仕事を完成しなければ点数を減らされる。国により55歳以上から年金を受け取ることができるが、当教養所ではこの権利は奪われている。55歳以上の人の仕事の量は少し少ないが、8時間働かなければならない。

 特に作業場で労働の日に、例えば、お茶、白糖、緑豆などの包装は年に関係なく体力的、時間的に量を超えていつも1日十数時間の労働をしなければならない。夏は暑く、1日労働しても体を洗うことさえできない。このような過酷な労働をしても数十元しか得られず、数万、数十万元は教養所が受け取った。その環境の下で「管教」は修煉者を監督して言葉を交わすことや、休憩を許さず、トイレに行くにも「管教」がついてくる。毎回の作業場での奴隷のような労働日には、若い人も耐えられないほど働かされて疲れ果てた。高血圧などいろいろな病気を持っている年配者は重く苦痛の日々である。外部での作業日には整列し、歩く早さを揃え、スローガンを大声で叫ぶことを要求され、声が弱かったり、歩く早さが違ったりすると罵られ、体罰を受ける。世界中でこのような国があるだろうか?

 私たちは犯罪者ではない! 「真・善・忍」を修煉する良い人である。上から女子労働教養所の労働時間を調べにきたとき、大隊長はみんなに嘘をつくように要求し、労働時間を6時間と言わせた。教養所の修煉者たちは安い労働力である。北京新安女子労働教養所の邪悪な「管教」たちがさまざまな方法で法輪功修煉者を迫害する目的はただ一つ、修煉者の信仰を放棄させることである。

 2008年2月11日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/2/6/171816.html