黒竜江省:伊福全さんは泰来刑務所に迫害されて死亡
(明慧日本)黒竜江省双城市金城郡沿河村の法輪功修煉者・伊福全さんは泰来刑務所で迫害を受けて気息奄々となり、2007年8月8日に一時出所として家に帰ったが,深刻に迫害されたため、苦しい痛みが6カ月あまり続き、2008年2月13日に冤罪を晴らせないまま亡くなった。享年45歳だった。
1999年7・20より中共悪党が法輪功を迫害し始めてから、伊福全さんは各種の迫害に遭った。かつて北京まで陳情に行ったため不法に1年の労働教養処分を受けた。2001年8月19日に余所の親戚の家に行ったとき、バスセンターの警官に、大法書籍と関連資料を持っているという理由で連行され、その後、双城裁判所に不法に6年の懲役を言い渡された。家には労働力がなくなり、15歳の娘は余儀なく退学して出稼ぎで生計を計らなければならなかった。
伊福全さんは不法にハルビン第3刑務所に監禁され、2004年7月1日に泰来刑務所まで移送された。
2004年7月10日頃、泰来刑務所の改造課課長の姜海涛と劉は伊福全さんに、法輪功の修煉を放棄させようとしたが、伊福全さんに拒絶された。彼らは「転向」しないと見たら、他の受刑者に伊さんに15キロの足かせを付けさせて、太陽に曝させた。悪辣な警官の于洪濤は受刑者の張連涛、王文重に、伊さんが速く歩くよう強いた。遅くなったら受刑者の張連涛が懸命に彼を蹴った。伊福全さんはよく蹴られて息が苦しくなり、地面にしゃがんでいた。足首がつぶされて血まみれだった。しかし彼らはそれでもまだ終わらせず、いつも両手を後ろに縛って吊り上げて、伊さんの両腕が感覚を失うまで苦しめた。
泰来刑務所にはもっぱら法輪功修煉者を迫害する刑具がある。地上に座らせて、両手両足を平行にして手錠と足枷をして鉄のラックに無理に固定し、戸外に置いて、水を飲ませなかった。悪辣な警官はこのような刑具を使って伊さんを迫害するだけでなく、また受刑者に伊福全さんを逆さにさせて、足もとに3段のれんがをおいた。このようにして伊さんは頭が低く足が高くなり、伏せもできず手で支えることも不可能で苦しんだ。悪人らは伊さんがもうすぐ耐えられなくなるのを見て、彼の両手を横棒に手錠を掛けて固定し、吊るし上げた。
悪辣な警官は伊福全さんに「保証書」を書くことを強いたが、伊さんは協力しないため、悪辣な警官の于洪濤はゴムの棒で頭を殴った、そして受刑者の曲宏宇と協力して、それぞれ力いっぱい伊福全さんの腕を後ろにねじった。この時、警官の李用哲が外から入り、この光景を見て握りこぶしで伊福全さんの両頬を殴ると、たちまち、伊福全さんの鼻と口から血がいっぱい出た。
長期にわたって迫害されたため、2005年9月までに、伊福全さんの左手は筋肉の萎縮が現れ、体の状況が悪化して自立した生活が出来なくなり、ずっとベッドの上に寝たきりで、完全に半身不随になった。食事と給水もすべて受刑者が食べ終わってからするしかないため、伊さんはいつも空腹で飢餓状態だった。家族はこの情況を知り刑務所に、彼の一時出所を求めたが,泰来刑務所はぐずぐずと許可しなかった。
伊福全さんは気息奄々になって、刑務所はやっと一時出所を許可し、2007年8月8日に家族が伊さんを家に迎えたが、伊福全さんは2008年2月13日に冤罪を晴らせないまま亡くなった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年2月19日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/18/172659.html)
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