河北省:種存杰さんは7年間刑務所で過ごし、冤罪でこの世を去った
(明慧日本)河北省衡水市労教所職員の種存杰さんは、中国共産党が法輪功を迫害し始めてからこの8年間、2回も不法な判決を受け、まる7年間ずっと刑務所の中で過ごした。7年の迫害で、体の至る所に大きな損傷を負い、喉がつぶれて声も出せず、様々な重病を抱えたまま、2008年2月5日(旧暦29日)夜9時、衡水市医院で心筋梗塞によってこの世を去った。
種存杰さん(63歳男性)は河北省衡水市労教所職員である。1995年から法輪功を修煉していた。1999年7.20に迫害が始まったとき、種存杰さんは衡水市法輪功煉功場の連絡人であった。1999年7.20当日、衡水市司法局の人がやってきて、話をしたいと誘い、彼を司法局まで騙して連行した。その間、衡水市労教所の警察官たち全員が彼の釈放のための要求書にサインをしていた。しかし残念ながら、間もなく、無罪の種存杰さんは懲役2年の不法な判決を受けた。
2001年7月26日、種存杰さんは釈放され、自宅に戻っても法輪功の修煉を止めることなく、中共の偽の宣伝に騙された人々に真相を伝え続けた。2002年旧暦正月の夜中2時ごろ、人々が眠る中、静かであるはずの夜中に衡水市の悪質な「610弁公室」、公安出張所の警察官が大勢でやってきて、種存杰さんの自宅のあるアパートを完全に包囲し、李役が率いる悪質な警察官らは自宅のドアを2時間かけて無理やり開けようとしたが失敗したため、消防用のはしごを使ってベランダから上がり、窓を壊して自宅に侵入した。
種存杰さんは4階の排水管から脱出することができた。李役が率いる警察は強盗と全く同じ手口で自宅に入った後、あちこちを探し回り、家財などをばらばらにした。種存杰さんの妻・張文菊さん(法輪功修煉者)は荷物箱に隠れていたが、警察に見つかった。警察らは彼女を連行しようとしたが、張文菊さんの強い抵抗で失敗に終った。当時、種存杰さんの89歳の母親は、警察の前で跪いて張文菊さんを連行しないようにお願いした。
それから、種存杰さんは自宅に帰れず路頭に迷う生活を送ることになった。しかし、邪悪な中共の迫害はこれで終わらなかった。2003年3月16日、種存杰さんは親戚の家から不法に連行された。彼に住所を提供していた同修も一緒に連行され、不法に監禁された。種存杰さんは2回目の不法な判決で懲役5年を強要され、2007年3月16日に釈放されて自宅に戻った。
種存杰さんは公務員の仕事を不法に解雇され、給料を没収され、89歳の母と幼い孫の面倒を見ることができなくなった。妻は1人で老人と孫の面倒を見ることになり、生活が窮地に陥った。
種存杰さんは迫害を受けて、8年間一度も年老いた母と幼い孫と共に正月を過ごすこともなく、去年旧暦の29日、お正月を2日前にして、冤罪でこの世を去った。親族はあまりにも大きいショックを89歳の母にいまだに知らせていない。母は今も種存杰さんは医院で治療を受けていると思っている。母は、種存杰さんが早く回復して、自分の傍に戻ってくることを毎日祈っている。
2008年2月22日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/21/172856.html)
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