遼寧省:鉄嶺市の孫素珍さんが迫害され冤罪で他界へ(写真)
(明慧日本)遼寧省鉄嶺市の法輪功修煉者・孫素珍さんは、2005年3月遼寧省女子刑務所で迫害され危篤状態に陥った後、治療のため保釈された。家では、夫も迫害され路頭に迷う生活を余儀なくされていた。学校に通っている息子までが大連市の刑務所に不法に監禁されているため、自宅に戻っても面倒を見る人もなく、親戚は迫害を恐れ援助する勇気もなかった。80歳を超えたお婆さんが長春からきて面倒を見ていたが、孫さんは、長期に亘る残虐な迫害で身体のダメージが大きく、回復できないまま2008年2月18日、冤罪を晴らせずに58歳の若さで亡くなった。中国共産党に殺された人がまた一人この世を去った。
| 孫素珍さんの生前の写真 |
孫素珍さん(女性)は、1996年4月から法輪功の修煉を始めている。修煉する前は重い風湿性心臓病、リンバ結核病、胃腸炎、神経衰弱、尿結石など様々な病気の合併症にかかっていて、完全に自力で生活ができず、毎年1万元以上の医療費がかかっていた。法輪功を修煉し始めてから数々の難病が跡かたもなく消えていった。
1999年7.20中共が法輪功を迫害し始めた。命を救ってくれた法輪功が邪悪な政権下で不法に弾圧されると、孫素珍さんは法輪功の真相を伝えようと上京を決めた。途中、錦州で待ち伏せしていた地元の人員に連行された。
9月、孫さんは再び上京に成功したが、北京で警官に逮捕され、強制連行されて、遼寧省の鉄嶺市留置場に1カ月間監禁された。
2000年4月、孫さんは再度上京し真相を訴えた。すると、地元鉄嶺市北京在住事務所に待機していた警官は孫さんを鉄嶺市の留置場に強制連行し、1カ月監禁したあと、不法に懲役1年の判決を下し、遼寧省馬三家労働教養所に移送して残虐な迫害をした。
2001年5月28日、孫さんは実家である長春市に向かう途中、鉄嶺市王姓の警官に尾行され、強制的に連行されて再び鉄嶺市の留置場に監禁された。
2002年1月、繰り返される残虐な迫害で孫さんの身体は衰弱状態に陥った。それにもかかわらず、懲役5年を下された。その後、遼寧省の女子刑務所に移送しようとしたが、身体の状態が非常に酷いため、刑務所は最初受け入れなかったが、鉄嶺市「610弁公室」が無理やり強制的に入れて迫害を続けた。遼寧省の女子刑務所は孫さんに、卑劣な数々の拷問の手口を使って苦しめた。
2005年3月29日、迫害で死の直前になった孫さんを迫害の責任から逃れるため、治療の目的で保釈し、鉄嶺市の自宅に帰した。
孫素珍さんを自宅に帰してからも、町内の公安出張所の警官は、自宅に侵入し嫌がらせをし、時々私服の警官を派遣し監視を続けていた。しかし、孫素珍さんは、あまりにも残酷な迫害を受けていたため、身体の状態は悪化するばかりとなり、結局2008年2月18日冤罪を晴らせないままこの世を去った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年2月24日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/2/23/172958.html)
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