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湖南省:薛忠友さんが最近受けた迫害

(明慧日本)湖南省邵陽市洞口県の「610弁公室」、国安、派出所の警官は、2007年7月28日、21人の法輪功修煉者を連行し、不法に監禁した。また家宅捜索をも行なった。60歳あまりの薛忠友さんも不法に連行された1人である。

 2007年7月28日、夜9時ころ、薛忠友さんは自宅で休んでいたところを、高沙鎮派出所の警官に不法に連行され、高沙派出所に監禁され迫害を受けた。何の罪もなく迫害された薛さんは「法輪大法はすばらしい!」と叫んだ。すると警官は強制的に薛さんに手錠を嵌め、窓の鉄筋に固定した後、縄で薛忠友さんの両足を縛って、前に引っ張ったため、薛さんの右手3本の指は障害を起こした。しかし薛さんは屈服しなかった。

 その後、県の留置場へ移送され監禁された。県の留置場に監禁されて4日目、高沙派出所の警官は薛さんに勾留状にサインをするように要求してきた。 勾留状には、勾留期間が8月1日から8月28日までと書いてあるのをみて、これはまったく理不尽な迫害だと思い、応じなかった。期間中、薛さんは3回断食で迫害に抗議した。1回目は5日間、2回目は3日間、3回目は2日間断食した。その間、警官は常に牢屋の頭目に指図して、薛さんを殴打したり、罵ったりした。

 40日目の午前、薛さんはまた邵陽市教育管理所へ不法に移送されたが、邵陽市教育管理所に受入れを拒否された。警官は薛さんを長沙新開舗労働教養所へ移送した。その夜、監視役の受刑者は座ることを強要した後、頭上に本を置き、落としはいけないと言った。別の監視役の受刑者は、火をつけたタバコを鼻の中に入れタバコを吸わせた。薛さんが我慢できなくなると、受刑者らは薛さんを椅子の一角だけに座るよう強要した。翌朝、薛さんは再び座る事を拒否した。すると監視役の受刑者が殴打してきたので、「法輪大法はすばらしい!」と叫んだため、受刑者ら5〜6人が、薛さんを床に倒し、足で蹴ったり、踏みつけたりした。身体は蹴られ、いたるところ傷ができ、右片側の上半身はとてもひどい状態になった。まる2昼夜、睡眠も与えられず、目を閉じることさえ許されなかった。それでも薛さんは、気丈に依然として妥協せず、修煉を放棄する保証書を書くことを拒否し続けた。受刑者はずっと座ることを強要した。

 ある受刑者が、薛さんに三書(信奉を放棄する文書など)を書くことを勧め、「書かないとあなたは毎日座らないといけない」と言った。薛さんは「あなたたちはいま迫害を行っているのではないか!」と言った。すると彼は「ほかでもなくまさにあなたを迫害している」と答えた。薛さんの両足首は腫れ、足の爪の中はすべて鬱血状態であった。薛さんは「私は字が書けない」と言うと、警官は書けないなら「あなたは毎日こうして座っていなさい」と言った。当時は、もう正念もなくなり、彼らが出した三書のうち一つを書き写した。

 しかし、警官らは依然として薛さんを座らせ、三書をすべて書くように強要した。この時、薛さんは一書を書いたことを後悔していたので、「殴られて傷を負ったので、字が書きにくい」と言って書かなかった。3日目に警官は薛さんが三書を書いたどうか見に来た。薛さんは、以前書いた一書を奪い取ってぼろぼろに引き裂いた。その時、数人が薛さんを床に倒して、拳で殴ったり、足で蹴ったりした。薛さんはまた「法輪大法はすばらしい!」と叫んだ。警官らは更にひどく薛さんを殴った。最後には座らせた状態で、蹴ったり殴ったりした。このような情況下で、薛さんは本心に逆らって、三書を書いた。その後、薛さんに拇印を押させようとしたが押すことを拒否すると、強制的に無理やり押させ、薛さんに師父に対する不敬な言葉をいわせた。それからまもなく、薛さんは身体にひどい病気の症状が現れたので、労働教養所は家族に病気治療のため一時出所の手続きをさせ、薛さんはやっと家に帰ることができた。

 今まで、薛忠友さんは法輪大法の「真・善・忍」に従って、師父の要求通り、良い人、更に良い人を目指していて、身体はとても健康だった。

 しかし共産党はこうして罪のない人を迫害し、精神と肉体を虐待し続けた。これこそ共産党の「偽、悪、争」の邪悪な本質である。皆さんにこの状態を認識していただき、正義の側に立ち、良い人に対する、不法、且つ残酷な迫害をやめさせることを希望します。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/4/167725.html