河北警察官の強姦事件のその後
(明慧日本)河北省タク州東城坊郡派出所の悪辣な警官・何雪健は、2005年11月25日に2人の女性法輪功修煉者を強姦した事件に関して、任宝坤さんが被害者の劉季芝さんの為に悪人を起訴するように助けたことで、2007年10月12日にタク州市公安局に連行された。10月31日保定市の悪党政府の労働教養管理委員会は、「11.25」事件について悪意に騒いだとして任宝坤さんに労働教養処分を強い、不法に保定市労働教養所に拘禁した。
義に適うことを勇んで行うことは、かねてから中国社会の美徳であり、任宝坤さんが非害を受けた女性を助ける正義の行為は当然に顕彰を受けるはずだ。悪人の何雪健が白日の下に連続して警察に拘禁されている女性法輪功修煉者2人を強姦したことは、すでに論争の余地のない事実であり、全世界を驚かせた国民の恥辱だ。被害者の女性はその間、屈辱とつらい思いを除くことはできない。被害者を助け、この罪悪を暴き出すことは世界に認められる正義な行動だ。どうして「悪意をもって騒ぎ立てる」と決め付けるのか? 全体の報道を見渡して、一つ一つがすべて無視できない事実であり、何が「悪意をもって騒ぎ立てる」と言うのか?
2005年11月24日、タク州東城坊派出所の警官・王増軍らは劉季芝さん、韓玉芝さんなどの法輪功修煉者6人を連行した。2005年11月25日午前、悪辣な警察官の何雪健は派出所内でもう1人の警官の目の前で、気が狂ったように、自分の母親の年齢と同じくらいの法輪功修煉者2人を強姦した。スキャンダルが広がり、全世界を驚かせた。国内外の強大なプレッシャーと非難の中で、何雪健は逮捕された。
2006年5月19日に保定市中級人民裁判所は被告人の何雪健が強姦罪を犯したとして6年、女性に対する猥褻罪で3年の計8年の有期懲役を判決した。しかし、裁判所は何雪健が韓玉芝さんを強姦した事件に対しては認定しただけで、ただ猥褻罪とだけ裁定した。劉季芝さんは一審の判決に不服で、9月28日に引き続き省の高等裁判所に訴え、その間、任宝坤さんと周りの人が次から次へと協力した。
予想に反して、タク州市公安局は2007年10月12日、「社会治安撹乱罪」で任宝坤さんを連行し不法に拷問した。タク州市の刑事大隊の中で、任宝坤さんは「鉄の椅子」に5日間座ることを強いられ続け、動けなかった。ある保定からきた人員は、手で任宝坤さんの顔面を連続20回あまり殴り、任宝坤さんの口と鼻から血が出た。口の中はすべて打ち破られ、両耳はブンブンと鳴りっぱなしで、2、3日後に黒く紫色になった。悪人はタオルで任宝坤さん口を塞いで、彼に呼吸をさせず、話をさせなかった。最後に中共の人員は「『11.25』事件について悪意をもって騒いだ」ことを口実に、不法に労働教養1年半の処分を言い渡した。
何雪健が刑を受けた後も、劉季芝さんの冤罪はなかなか覆せなかった。劉季芝さん本人の願望により、任宝坤さんが被害者の夫に代わって河北省高等裁判所に申し立てを告訴することは、法律の許容範囲を超えていないことで、いかなる公民も代理告訴することができる。これは憲法が公民に与えた権利であり、どうして「社会治安撹乱」と言えるのか? まして省の高等裁判所はすでにこの事件を受理し、ただ結果がないだけのことで、これも「再度騒ぎ立てようとしている」ことにあたるのか? タク州市公安局の理不尽な迫害に抗議するため、任宝坤さんと家族は弁護士を通じて、2008年1月中旬に行政訴訟を保定市新市区の裁判所に提出した。
イラクの捕虜を虐待する事件を暴露した米国の兵隊は帰国した後に、米国政府からいかなる非難を受けることもなく、その上、英雄のように歓迎された。それは悪行を暴き出して、正義の行動、人間の尊厳を守ったからである。中共は悪人を庇うことができず、被害者の冤罪に構わず極力スキャンダルを誤魔化し、甚だしきに至っては被害者を助ける人を労働教養処分にして、再度中共の面目を浮き彫りにした。人間の尊厳と中国公民の合法的な人権を守るため、私達はこの事件を再び暴露して、本質をただし、悪行を制止する。
2008年3月5日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/3/3/173543.html)
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