日本明慧
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精進しなかった弟子が異なる次元で見たもの(二)


 文/中国大陸の大法弟子 天羽

(明慧日本)

 (二)発正念

 その後、私はやっと恐怖心を克服することができ、新たに修煉の道に戻ったことを「厳正声明」で公開発表した。迫害に対して我々はどうしようもない、ということではなく、我々は異なる次元の邪悪を発正念で取り除くことができる。それを知った後、私は迫害されてから初めて発正念に臨んだ。その記憶はいまだにはっきりと覚えている。

 掌を立てて2分も経たない内に、私はすでに疲れ果ててベッドに倒れ込んでしまい、昏睡状態に陥った。しばらくして誰かが私に触れて、「この弟子は倒れこんでしまった」と言うと、もう一人が、「我々が彼女を助けましょう!」と言い、続いて、天と地を振動させるほど大きな太鼓を叩く音が聞こえ、「前へ行け!」という声が聞こえ、まるで二つの陣営の戦場のようだった。私は非常に焦っているのだが、全身が重くて動かすことができない。しばらくすると、戦場から聞こえてくる音が遠く去っていき、代わりに非常に美しい曲が流れてきて、私の体は急に軽くなった。そして再び、先ほどの声が私に対して「あきらめないで頑張って追いついてきて、我々は先に参ります!」と言った。そして引き続き、大勢の人が一緒にリズムをそろえて歩く音と、一斉に詩を読む声が聞こえてきた(詩の大体の意味は、異なる次元で正と邪の戦いがあったということ)が、徐々に遠くへと離れ、去っていった。その時、私はやっと目を覚ました。気が付くと顔は涙で溢れていた。

 今回の発正念は、私にとって印象深く震撼も大きかった。その後、私は定刻になると必ず発正念をするようになった。私には蓄積してきた多くの邪悪が付いており、私はそれらを取り除き、消滅させ、自分の次元をきれいにする義務があることを知っている。私は発正念の時も邪悪の数まで見えるようになった。非常にはっきりとは見えないが、この程度見えることで何とか私は邪悪を取り除くことができた。

 ここで、中国共産党の労働教養所から出たばかりの同修に注意してもらいたことは、発正念を重視すると共に、必ず結印をして、自分の空間場をきれいにする必要がある。なぜならば、中国共産党の刑務所や労働教養所で長期間監禁され、あるいは中国共産党に妥協してしまったすべての同修たちの空間場には、多量の邪悪が潜んでいるのが見えたからである。実は、すべての正しくない一念や正しくない思想、考え、あるいは邪魔をしている外来の情報などは、全部生命の形で存在する邪悪生命体である。邪悪生命は絶えず大法弟子の体を迫害して、精進を妨げている。必ず発正念で取り除くべきである。

 私は家に戻った当初、毎晩、毎晩、絶え間なく邪悪生命を取り除いた。半年かけてやっと全部取り除くことができた。同時に、なるべく多く煉功すべきである。実は、これらの邪悪な生命体も非常に巨大である。私はかつて怠けもので、あまり煉功しなかった。発正念が終わるとすぐに倒れこんで寝てしまう。実は、煉功時間が少ない同修こそ発正念の時に疲れて眠たくなるのだ。邪悪も巨大で多いからだ。現在、邪悪の数はかなり減ったのだが、大法弟子全体の平均的な話であり、わずかに残っている邪悪もみんな集中して、普段あまり発正念をしない大法弟子、あまり精進していない大法弟子をターゲットにして攻撃するのである。

 我々の佛法神通能力は、実は強大な功で支えられている。威力は非常に強大であり、同時に発正念することでたくさんの邪悪を取り除くことができる。よって、なるべく多く煉功し、煉功を続けるべきである。次に、発正念の時には必ず頭がはっきりとしていなければならない。昏睡状態では危ないのだ。異なる次元の体が負傷してしまうか、自分の次元場に隙間が出てしまい、そこから邪悪が侵入して来るからである。

 (続く)

 2008年3月6日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/4/173529.html