吉林省:王貴明さんが朝陽溝労働教養所で迫害され殺害された
(明慧日本)吉林省通化市法輪功修煉者・王貴明さん(40歳男性)は、2008年2月13日中国共産党の警察に連行され、吉林省朝陽溝労働教養所に強制連行された。労働教養所が新たに組織したいわゆる「新生隊」という部門で残虐な拷問を受け続け、2008年2月29日、王さんは殺害された。
王さんが殺害された後、朝陽溝労働教養所はすぐにこの殺害情報を厳重に閉鎖した。直ちに殺人を起こした「新生隊」を解散し、メンバーを元の部門に戻した。朝陽溝労働教養所はこの数年間、中国共産党の邪悪政権に忠誠を示し、罪のない法輪功修煉者の迫害に力をいれ、多数の法輪功修煉者を殺害している。例えば、白山市江源県の法輪功修煉者・張全福親子もわずか11日前にここで殺害されている。
王貴明さんを殺害した後も、朝陽溝労働教養所は直接家族へは何の連絡もしなかった。わざと地元の公安出張所を通して、「人が死んだので、労働教養所に行って処理しなさい」とだけ言った。
王さんの家族は3月2日、長春の朝陽溝労働教養所に行った。翌日、労働教養所は王さんの遺体を家族に見せた。その時遺体の写真を撮ることを拒否された。多くの警官が家族の傍についていて、遺体を守っていた。それは、王さんの家族が遺体を奪って行くことを防ぐためだという。家族がちょっと見ただけでも、王さんの遺体の頭部に10cmの大きな傷があり、病院の死亡証明書に書かれた頭部に8cmの傷跡となっているのとは違っていた。それにしても傷の周りはきれいに処理(血痕が取られている)されていて、血が流れた痕が見当たらない。また、王さんの遺体の数個所が青紫のあざになっているのを家族が見つけた。
長春市朝陽溝労働教養所は殺害したあと、家族を説得する理由が挙げられず、対応することしかしかできなかった。家族は吉林省長春市裁判所に上訴に行くと伝えた。裁判所の所長は「1万元ぐらい払えば終わるよ」と言った。王貴明さんの妻と18歳の娘、王さんの兄は、この突然に襲ったショックで悲しくて、涙がこぼれるほか何もすることができない状態だった。
王貴明さんは、法輪功を信奉していたため、2002年通化市東昌区公安支局国保大隊に連行され、不法に懲役5年の判決を科された。吉林省刑務所に監禁されたとき、連続8日間、昼夜を問わず酷く暴力を振るわれたことがある。2006年狭い独房に入れられ、警官は同時に4つのスタンガンを使って電撃してきた。1カ月で様々な拷問を受けたため、顔面が変形してしまった。
2008年2月13日午後、王さんは、善意を持って一人の人に法輪功が中国共産党によって不法に迫害された真相を伝えたところ、その人は中共の嘘の宣伝に騙され逆に王さんを警察に密告した。新站公安出張所の教導員・張暁旭は警察の車で、王さんを不法に連行し、7時間に及ぶ拷問をした後、家宅捜索を行った。
2月17日、王さんは、長春市朝陽溝労働教養所に移送された。この労働教養所では、法輪功修煉者を迫害するために新たに組織されたいわゆる「新生隊」によって様々な拷問を受けた。この件に詳しい人の話によると、王さんは絶食で迫害を抗議した。すると、灌食(強制的に鼻から食料を注ぎ込む)された後、スタンガンで電撃されたという。2月29日までの間、さまざまな非人道的拷問を加え続け殺害した。
この事件に直接かかわった犯人は:張暁旭、荊貴泉、姜海東、劉景学、劉向一、関**、韓**がいる。
2008年3月9日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/9/173946.html)
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