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黒竜江省:不法に7年間監禁されている王密さんの救出を呼びかける

(明慧日本)黒竜江省鶏西市第十中学校の体育教師で、法輪功修煉者の王密さん(46)は、すでに7年間不法に拘禁されている。王さんはかつてハルビン刑務所の悪人に鉄の棒で頭部を打たれ、深刻な脳震盪で精神分裂病になった。現在、大慶市紅衛星刑務所で残酷な拷問を受け、生命が危篤となっている。

黒竜江省鶏西市の法輪功修煉者・王密さん

 王密さん(1963年8月7日生まれ)は大学卒業後、鶏西市第十中学校の教師になった。1997年より法輪大法を修煉し始めてから、身体が健康になった。王さんは「真・善・忍」の基準に従って自分を律し、道徳も向上し、いつも朝夕の休み時間を利用して生徒たちに運動の指導をして、報酬は受け取らなかった。

 このように有能な王さんは、1999年7.20以降、頻繁に残酷な拷問を受けて、何度も命が危険な状態に陥った。しかし現在もなお、不法に大慶刑務所に監禁されている。 

 2000年2月、王さんは上京して法輪功のために陳情に行った際、警官に不法に連行された。鶏西市第2留置場に40日間、拘禁された。その後、王さんは再度上京して陳情したため、鶏西の現地の警官は王さんを捜しまわった。王さんは、しかたなく家を離れ放浪生活を余儀なくされた。 

 2001年6月、王さんは再度連行された。警官らは彼を鶏西市第1留置場に連行して残酷に拷問した。長時間の「宙吊り」、「トラの椅子」などを強制した。医師が、「命が危険な状態です」と言っても、警官は釈放することなく、ひたすら家族にお金を強請することを強いた。 

 2002年初め、王さんは鶏西市鶏冠区裁判所で不法に10年の刑罰を科された。開廷の際、家族の傍聴は許可されなかった。2002年3月、ハルピン刑務所に移送された。身長182センチ、体重70キロで体格の良かった王さんは、拷問により骨と皮ばかりに痩せこけてしまい、ハルピン刑務所の病院に送られた。

 黒竜江省刑務所管理局は、国際人権組織がハルピン刑務所の法輪功を迫害する事実を調査することに対して責任を回避するため、2004年7月1日、ハルビン刑務所の100数人の法輪功修煉者を牡丹江、泰来、大慶刑務所にそれぞれ分散させた 。

 王密さんは大慶刑務所に移送された後、精神分裂が現れ、行動も異常となり、記憶も喪失した。7月、王さんは大慶刑務所で病状が現れ、洋服を着ることも分からず、何人かで看護しなければならなかった。家族は服役中の一時出所を申し出たが、刑務所側はいいかげんな返事をするだけだった。

 民衆に呼びかけたい! 共に非人道的な迫害を制止させ、王密さんを釈放するように強く要求しよう。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/8/173880.html