新しい修煉者:万古の機縁を惜しむ
(明慧日本)自分が新しい修煉者だと言ったら恥ずかしくなる。両親が1997年に大法を得た時に、私はすでに『転法輪』を読んだ。しかも、5式の動作も全部学んだ。しかし、その時は悟りが悪く、すぐに諦めてしまった。
1999年に中国共産党による法輪功への迫害が開始した後、母は何度も迫害の実状を陳情しに上京したが、家族は(父を含めて)彼女を阻止した。その時、私は母を支持し、その上、自分の長所を生かして、「法輪大法はすばらしい」と書いたチラシやバナーを作り、母の活動を助けていた。その後、また母と一緒に父を説得し、父を大法に復帰させた。期間中、母はよく師父の説法を私に見せ、多くの法理についてほぼ母と同じような見方をしていた。にもかかわらず、大法に近づく決心がなく、両親に法を得させたら私は満足したようだった。
2006年になって師父の「ロサンゼルス法会での説法」を読んで、やっと「人生は短く苦であり、万古の機縁を失うべきではないと」と悟った。そして真の修煉者になると決心し、修煉者のやるべき事も行うようになった(煉功だけが未だによくできず、私の欠点になっている)。
しかし、決心は長く続かず、しばらくすると、ネットのチャットに夢中になってしまった。私もそれはよくないと分かっており、よく心の中で「師父はあなたを地獄から救ったが、あなたはまた飛び降りた」と非常に後悔して消極的になり、自分はもう修煉者になる資格がないと感じた。
このまましばらくして、ある夜、師父が夢をもって私を悟らせ、奮い立たせてくださった。夢において、私は一つの立派な家が燃えていることを見ながら、「焼けても仕方ない」と言った。しかし、その家が焼け焦げてまったく黒くなった時、私は後悔し始め、涙を流して「師父、私は間違いました」と大きな声で叫んだ。その時、家はさっと新しい元の状態に戻った。目が覚めると、涙があふれ出た。師父はまだ私を捨てておらず、またこの精進しない弟子を受け入れてくださったのだ。しかも、多くの罪を代わりに引き受けていただいた。「師父、ありがとうございます!」
今に至っても、私にはまだ足りないところがたくさんあるのだが、真相を伝え、衆生を救い済度するチャンスを一つも逃さない。まず親戚、友人から始まり、そして会社の同僚、買い物をした時のお店の職員まで、声を掛けることができれば必ず大法のことを彼らに伝える。時々、どうしてもチャンスがなかったら、私は友達と一緒に街をぶらついていた若者らに追いつき、直接彼らに真相を伝えた。デパートのエレベータの中で、たとえ数秒でも、隣の人に「知っている? 法輪大法は佛法で、全世界に広がっているよ」と一言いった。私はずっと一言はないよりましで、二言は一言よりましだと思っている。
初めて真相紙幣を使った時、少し怖かったが、今は怖くないばかりか、相手は聞いてくれればと思い、ちょうど真相を伝えることができるからだ。同時に何枚かの真相紙幣を使った時、いつも心の中で相手はこれが見えないと一念を加えれば、本当にその人が何度数えても見つからなかった。真相を伝えると共に、多く法を勉強しないといけないと分かり、自らをしっかり修めてから、よりよく使命を遂げることができるようになる。
2008年3月13日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/8/173906.html)
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