2007年11月に7人の法輪功修煉者が迫害で死亡した案件が証明された
(明慧日本)2007年11月に7人の中国大陸の法輪功修煉者が迫害で死亡した事実が、新たに証明された。その中の6人は2007年1月から11月の間に迫害で死亡し、残りの一人は2007年11月に死亡した。当サイトの統計によると、2007年に少なくとも101人の法輪功修煉者が迫害により死亡した。また1999年7.20に中国共産党が法輪功への弾圧を始めてから、累計で3109人の法輪功修煉者が迫害で死亡した案件が、中国の情報封鎖を突破して民間ルートから送られた。
11月に死亡したことが証明された7つの致死案件は、それぞれ以下で起きた。黒龍江省と山東省がそれぞれ2人、吉林省、貴州省と湖南省がそれぞれ1人。一人は年齢不明のままだったが、他の6人中、50歳以上の高齢者が3人で、最年少は長春郵電学院通信専攻の学生、宋昌光さんである。宋さんは法輪功修煉者であると認めたことで、雇ってくれる会社もない。さらに、北京まで法輪功のために陳情に行ったため、不法に長春の労働教養所に入れられた。その結果、もともと180センチの身長もある体格の良い宋さんは、虐待により極端に痩せ、下半身の皮膚も全部潰爛した上、さらに労働教養所の警察により、35万ボルトのスタンガンで電撃されるなどの迫害を受けていた。結局、2003年11月12日に迫害により26歳の若さにしてこの世を去った。
8年来、中国共産党の法輪功修煉団体に対する全般的な撲滅的な迫害は、耐えることなく行われている。中国大陸からの多くの迫害案件から、2008年の北京五輪が近づくに伴い、中国共産党は実質的に人権を改善する約束を実行するどころか、平和や人権の尊重を象徴する五輪を人権迫害の手段として使い、もっと隠避かつ恐怖に満ちた手段で行うようになった。これは、中国共産党のでたらめが世界を騙し、自国の国民を迫害する真実である。
元公安部長、現政法委員会の書記を務めていた周永康が2007年3月に改めて法輪功への弾圧を強める指示を出してから、中国共産党は法輪功修煉者への強制連行行為をエスカレートさせている。強制連行された人の家族には監禁場所などについて隠し、強制連行の事実すら認めないケースもあるようだ。例えば、2007年5月9日に吉林省長春市で大規模な強制連行活動が行われた。多くの法輪功修煉者が不法に労働教養を言い渡され、その中の王玉環さんは、迫害により死亡してから15日が経過した後にやっと家族に見つけられ、犯人はいまだに不明である。また、元アイスホッケーナショナルチームのコーチを務める高維喜さんなどは、いまだに行方不明のままであり、成都の建築士である蒋宗林さんは警察に強制連行された後に行方不明となっている。
行方不明になっている法輪功修煉者の現状はまったく楽観視できない。法輪功迫害を追及する国際組織(WOIPFG)の公表によると、北京軍隊病院、遼寧省錦州病院、広西民族病院に対する調査により、生きたままの法輪功修煉者から臓器摘出する恐るべき行為はいまだに続いているという。
中国共産党の法輪功に対する悪辣な迫害政策により、不法に監禁されている法輪功修煉者たちがはさまざまな方法で虐待され、障害が与えられた人や迫害により致死した案件が後を経たない。
実例は以下のページを参照。
http://jp.minghui.org/2007/11/14/mh155055.html
http://jp.minghui.org/2007/11/18/mh195781.html
http://jp.minghui.org/2007/11/19/mh200627.html
http://jp.minghui.org/2007/11/24/mh255452.html
2008年3月13日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2007/12/6/167858.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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