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元成都市龍泉区教育委員会主任が失脚 教師らは大いに喜ぶ

(明慧日本)何彬は元成都市龍泉区教育委員会主任である。教育委員会主任に就任してから江沢民グループに追随して、一生懸命「610弁公室」に協力して教育界の法輪大法修煉者を迫害した。法輪功修煉者の西河中学教師・何有明さん、洛帯中学教師・袁斌さんが中国共産党の不法拘禁から釈放された途端、何さんに彼の扶養に頼る年配の父親がいるにも関わらず、何さんは直ちに校内に軟禁され、何人かの教師から24時間体制で監視され、一歩も校門を出ることができない。学校はまた何さんに食事だけを提供し、給料を交付しなくなった。袁斌さんは家に戻れたが、毎日家と学校の間の往復だけが許可され、学校でも家でも共に24時間体制で監視されている。 

 2002年9月〜11月、中国共産党の第十六回全国人民代表大会が開かれ、龍泉区政府が国税山荘で「洗脳クラス」を作った。何彬が直ちに学校側に朱徳珍さん(定年退職した女性教師)、黄彦さん(大面中学校教師)、袁斌さん、何有明さんを「洗脳クラス」に入れるように指示した。「洗脳クラス」で修煉者である教師たちは侮辱と苦難を受け尽くした。黄彦さん、袁斌さん、何有明さんは何回もひどい殴打をされ、冷水をかけられて、黄彦さんは肋骨が折れるまで殴打された。「洗脳クラス」の解散に伴い、教師たちはやっと国税山荘を離れたが、何有明さんと袁斌さんは未だに自由を手に入れることができない。

 2003年6月〜12月、龍泉区「610弁公室」は宏順山荘で「洗脳クラス」を作って、何彬はまた学校側に朱徳珍さん、黄彦さん、袁斌さんを宏順山荘の「洗脳クラス」に、何有明さんを悪名高い「新津洗脳クラス」に入れるように指示した。「洗脳クラス」では、1人の修煉者が2人に24時間監視され、窓の外を見ることや部屋から出ることさえも許されず、毎日法輪大法を中傷するビデオを強制的に見せられ、大人数に囲まれて洗脳された。「転向」を拒む人は罵られ、殴られ、食事が減量された。学校に帰った後も何有明さんと袁斌さんはまた自由にならず、最後、2人は仕方なく地元を離れた。

 上司が部下の安否を気にかけるのは普通の人情だが、何彬はこのような上司ではない。過去、教育委員会の教師宿舎で法輪功の真相資料が発見された時、龍泉派出所が調査に来て、住んでいた鄭教師(修煉者ではない)に嫌がらせをした。鄭教師は妨害に耐え切れず、期待をこめて何彬に救助を求めた。しかし、何彬は一言も言わずに狡猾に笑って去った。何彬の態度は派出所に拍車をかけたようで、派出所の警官は何の恐れもなく、強制的に鄭教師を宿舎から追い出した。鄭教師は龍泉区に来たばかりで、知人もなく土地も分からず、周りの人の助けでやっと宿泊地を探し当てた。

 教育委員会主任の座に就いた何彬は教師を一生懸命迫害するが、仕事の面では何の実績もない。何彬が教育委員会を制覇して以来、龍泉区の教育の質が史上最低レベルにまで滑落した。何彬を教育委員会の座に就かせた元龍泉区共産党委員会書記・キョウ(上に龍、下に共)継権(何彬が以前キョウ継権の秘書を務めた)が汚職・収賄の罪で17年の懲役を言い渡された時、街で何彬をとめて、「何彬、あなたはいつ(刑務所に)入るのか?」、「あなたはなぜまだ(刑務所に)行っていないのか?」と尋ねる教師もいた。

 後ろ盾を失った何彬は間もなく失脚して教育委員会を去った。教師たちは互いにこの快報を伝えて、手を叩いて喜んだ。爆竹を買って教育委員会の入り口で燃やす人もいた。不祥不運を追い払うためだという。

 2008年3月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/11/174078.html