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署名活動における体験

（明慧日本）最近カナダの国会議員Borys Wrzesnewskyj氏が国会にC-500番の法案を提出しました。この法案は不法な人体臓器の取り引は謀殺として、一旦罪を言い渡されれば、5年以上もしくは一生監禁されるというものです。この法案によってカナダ国内及び国外の臓器移植は法律に従って行われることを保証されます。提案の中で、中国の法輪功修煉者の臓器が生きたまま摘出されていることが事例として挙げられたため、法輪功修煉者は各コミュニティでこの法案が順調に通ることを支持する署名活動を行いました。

　ちょうど何のプロジェクトに参加しようかと考えている時に、同修が署名用紙を持って来ました。大学生の私は学生と大学の職員に接触する機会が多いので署名活動に相応しいのです。不法な人体臓器の取引に抗議することは理解されやすので、私は授業の余暇の時間を利用して、少なくとも１時間に20人から署名をしてもらえます。その上ほとんど100％のカナダ人はよく支持してくれ、しかも 「goodluck」（あなたの好運を祈ります）と言ってくれます。何日も経たないうちに、また同修は私に「カナダの国会が北京のオリンピック前に法輪功への迫害をやめさせることを呼びかける」署名表を持って来ました。私はその時、頭の中に一つのよくない念が現れました——これはきっと署名しにくくて、一つ署名をしてもらうのに手間がかかります。苦労をして何百人もの署名を集め、たとえ何万人の署名が集まってもカナダの国会は本当に気にかけますか？　と私はこの署名活動の効果を疑いました。これは常人に助けを求めているのではありませんか？　師父は私達大法弟子が「世間の人が救われる唯一の望みです」とおっしゃったではありませんか？

　このような考えがあると同時に、自分ではっきり正念が足りないと分かっていても、積極的に物事を考えませんでした。後で同修と交流したとき、同修は私に「もともと私達はカナダの政府に望みを託すのではありません。ただ署名活動を通じて衆生に大法のことを知ってもらい、迫害の真相を分かってもらうのです」と言いました。そこで私は学校へ行く時真剣にこの署名活動の意義を考え、師父の話を思い出しました、この世の中のすべての人は大法のために来たのであり、当然西洋人も含まれており、私達が彼らに署名をしてもらうのは彼らに救われる機会を与えているのである！　このことを理解して、私は自信を持って署名活動をするようになりました。

　通常、私は先に「不法な人体臓器の取引をやめさせる」署名用紙を渡し、それから「オリンピックの前に法輪功への迫害を止めさせる」署名用紙を渡します。同時に生きている中国の法輪功修煉者から臓器が摘出されている事を例として説明します。そうすると意外にも大部分の人が署名を支持してくれます。多数の外国人は法輪功が中国で迫害を受けていることを知っていることも発見しました。これも長い間私達のたゆまぬ努力の結果です。たとえ法輪功を知らない人でも、私の簡単な説明ですぐに分かってくれます。しかも法輪功を支持します。私達は心を込めてやるべきことさえすれば、人に真相を知らせ良い将来があるように心から願うと、人は支持してくれます。すべての修煉者がさらに努力を重ねることで、すべての衆生に真相を知ってほしいと私は望んでいます。

　2008年3月25日

（中国語：http://minghui.ca/mh/articles/2008/3/18/174531.html）