出発点を正しくする
文/日本の大法弟子
(明慧日本)最近、日本で「天国楽団」をめぐって波紋が起ています。天国楽団を設立して1ヶ月後の大規模なパレートに参加するため、多くの大法弟子が楽器を買って、ゼロから練習し始めました。そのため、さまざまな真相を伝える活動に参加できなくなりました。もちろん、天国楽団は衆生を救い済度する方法の一つであると、師父は説法の中で何度も強調されました。ならば時間・資金などが限られた環境の中で、天国楽団の設立をどのように見るべきなのかについて、個人の考えを皆さんと交流したいと思います。
私個人の悟りですが、各種のプロジェクト、各種の真相を伝える活動は全て大法を正す過程の人間社会における現れです。もちろん天国楽団を否定するわけではありません。天国楽団も衆生済度の一つの方法であり、絶対に否定できない存在だと思います。しかし、私達は一つの方法を重視するあまり、他の同じ大法を正す役割を果たしているプロジェクトを見落とすと、私達の修煉及び衆生の救い済度に「漏れ」が生じることになります。あることに対する過度な執着は全体の協調性に妨害をもたらし、かえって良い効果を達成できなくなります。
ここで、単にどちらかの方法自身だけを指しているわけではありません。すべての形式の活動がより良く衆生を救い済度するために存在していることについて、私たちは本当に認識できているかが問われているのです。残された時間はもう多くなく、しかも以前に比べて衆生を救い済度しやすい現在、未だにこれほど多くの衆生が真相を知らず、未だに大法弟子に救われていない現状の緊迫さを理解できれば、私達はもはや一つの活動形式に固執しなくなります。
実は、私達は衆生を救い済度する出発点を正しくして、全体の協調がよく取れた時、行なったすべての法を実証することはみな良い効果を達成でき、すべてが常人社会で達成できないレベルにまで達成できると思います。無理にやり通すのではなく、個人の考えを満足させるために周りの環境を自分自身に合わせて変えるのではなく、現実と対立するのでもありません。真相を伝えるのは衆生を救い済度するためです。一つの命を本当に根本から救うためには、その生命に真相を根本から分かってもらわなければなりません。真相を伝えることは万能の鍵です。やるならば最後までやり遂げて、自分の使命と約束をまっとうさせるべきです。すでにやっているプロジェクトを中途半端にして、新しいプロジェクトに走るのは良くないと思います。
個人の理解に過ぎないので、不適切なところは皆様の慈悲なるご指摘を仰ぎたいと思います。
2008年3月31日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/3/29/175341.html)
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