日本明慧
■印刷版   

山西省:趙軍利さんと趙喜寛さんは11カ月間不法に拘禁されている

(明慧日本)2007年4月28日午前1時ごろ、山西省太原市陽曲県公安局は太原市「610弁公室」の指揮を受け、太原市公安局と迎澤派出所が協力し、十数人の警官らが、不法に趙軍利さん宅のドアを抉じ開け、趙さんの家に侵入した。当時、趙さんの夫は家にいなかった。警官たちは許可されていないのに、趙さんの娘2人(中学生と高校生)の目の前で、物をひっくり返して調べた後、家財を押収した。趙さんの娘2人が非難したが、警官は強制的に趙さんを連行した。

 その後、警官たちは太原市の法輪功修煉者・杜桂蘭さん(76)の家に行った。当時、杜さんは1人で家にいた。警官はドアが抉じ開けられないので、2階のベランダから侵入した。家財が不法に押収され、杜さんも連行された。その後、警官らは杜桂蘭さんの娘・崔素芳さんの家に行った。警官は、家に水が漏れたと言って崔さんを騙し、強制的に崔さんを連行した。後日、趙喜寛さんも連行された。

 陽曲県検察院と陽曲県裁判所は、趙軍利さん、杜桂蘭さん、趙喜寛さんに何回も不法な審判を行い、何の結果も出ていないまま、趙軍利さんは太原市留置場に不法に拘禁され、趙喜寛さんは陽曲県留置場に不法に拘禁された。杜桂蘭さんは保釈された。

 崔素芳さんは不法に拘禁されて1カ月後の2007年6月に、家に帰ったが2007年10月、崔さんは、また不法に強制労働1年の刑罰を科され、現在、太原市女子労働教養所で不法に拘禁されている。

 趙軍利さんの2人の娘は、経済面また精神面での生活に母親を必要としている。趙さんの80歳代の両親は、趙さんの娘たちの面倒を見ながら、わずかな年金から子供2人の生活費と学校の費用を工面し、心を尽くして2人の世話をしている。趙さんの母親は病気がちで、立ち振る舞いが不自由である。趙さんの両親は、「私たちは年を取っているので、本来は娘が身のまわりにいてほしいが、娘は子供の面倒も見ることができない。私たちがいないと、子供たちはどこに行けばいいのか」と途方にくれている。

 趙喜寛さんは、学校に通っている2人の子供がいる。妻は自転車の番をして、少ない収入を家計の足しにしているが、家族の生活費は殆ど趙さん1人に頼っていた。趙喜寛さんは今不法に拘禁され、家族の生活のめどが立たない状態である。

 今まで、趙軍利さんと趙喜寛さんは、ただ「真・善・忍」を信奉していただけなのに、もう11カ月も不法に拘禁されている。

 善良な人々にお願いします。「不法に拘禁されている罪のない法輪功修煉者を釈放しなければならない!」と正義の声をかけましょう。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年4月1日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/19/174653.html