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広州市:法輪功修煉者・汪宇清さんは「610弁公室」に強制連行され、生死不明

(明慧日本)2008年2月22日午前9時25分ごろ、広州市の法輪功修煉者・汪宇清さん(女性)が「610弁公室」に強制連行された。数日前の情報によると汪さんは広東省武装警察病院に移送されたようで、現在、生死が不明である。

 汪さんは深セン発展銀行広州海珠支店営業部の責任者であった。1997年から法輪功の修煉を始めてから「真・善・忍」に基づいて自分に要求し、周りの人にも好かれていた。

 中国共産党が1999年7月20日より法輪功への迫害を始めてから、2005年までの間に何度も強制連行され、不法に監禁された。その間、たとえ自宅に戻っている時でも現地の警官に邪魔されていた。

 いわゆる敏感な時期になると毎回、警察や居民委員会のメンバーが自宅に侵入したり、迷惑電話をかけたりしていた。2008年2月22日午前8時過ぎ、居民委員会の幹部2人が汪さんの家族を騙してドアを開けさせてから、4人の警官が不法に資料を持って、家財を略奪し、汪さんを強制連行した。

 当日の夜、汪さんの夫が警察に釈放を求めると、逆に汪さんの信仰を止めるように説得するように要求された。その要求を断固拒否しため、警官は引き続き汪さんを監禁し、その後さらに海珠区拘留所に移送し、迫害を続けた。

 その後も家族が警察、居民委員会などの関連部署に面会を要求したが、いずれも横暴に拒絶された。

 3月12日、家族が再び警察署を訪れたとき、労働教養1年の決定書が渡された。発行日は3月5日となっていたため、なぜ家族に知らせなかったのかと質問すると、警察はすでに郵送したと答えた。これは明らかに警察がやってはいけないことをしたために、証拠隠滅しようとする手法である。

 2008年オリンピックが近づくにつれ、中国共産党は人権状況を改善する約束を守るどころか、広範囲に修煉者を逮捕し始めた。昨年末から3月11日まで、明慧ネットだけの不完全な統計によると、中国全土で1878人の修煉者が強制連行されている。広東省だけでも85例もあるという。修煉者はよりいい人になろうとしており、社会的にも有意義である。共産党自身が多すぎる悪事を働いたため、民衆に対して恐怖心を抱き、過剰に危機意識を持っているため、オリンピックを口実に、狂ったかのように修煉者や一般市民を迫害している。

  2008年4月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/30/175446.html