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台湾:呂秀蓮副大統領が神韻芸術団の台北での初日公演を鑑賞 (写真)

(明慧日本) 2008年2月29日に神韻芸術団が台湾に到来して以来、台南、高雄、台中で12回の公演が行われた。首都台北での初演は3月15日、台北市国際世界貿易会議センターで幕開けとなった。呂秀蓮副総統は午後7時30分からの初日2回目の公演を鑑賞した。

 台北での華人新年芸術祭は6回行われる予定。閣僚、政府高官、法界、医学界、産業界、芸術界、宗教界、その他の領域での著名人を含む12,000人が神韻芸術団の優雅な公演を堪能する。
満場の華人新年芸術祭
新年芸術祭の舞台場面に目頭を熱くする観客
新年芸術祭の舞台場面に目頭を熱くする観客
舞台に心を奪われる観客
2008年3月15日夜、台北市国際世界貿易会議センターで華人新年芸術祭を鑑賞する呂秀蓮副総統(中央)


 2008年3月15日夜、台北市国際世界貿易会議センターで華人新年芸術祭を鑑賞する呂秀蓮副総統(中央)

 台湾の呂秀蓮副総統は、華人新年芸術祭を鑑賞後、神韻芸術団を称賛。

 ニューヨークの神韻芸術団が巡演のため2月28日に台湾入りした際、呂副総統は祝電を送信。「神韻芸術団は中国の伝統文化を促進してきました。歴史を汲み取り、輝かしい理念を再現し、音楽と舞踏の芸術を組み合わせることで、視覚・聴覚に訴える独特で完璧な宴を生み出しました。精緻で優雅なだけでなく、物の考え方を省みさせてくれます。台湾の各界は幅広く受け入れ認めています。全公演の成功を心から願い、新年の健康とご多幸をお祈り申し上げます」。

 台湾の行政院経済建設委員会(CEPD)ホ・メイユエ主任委員は、華人新年芸術祭の初演を鑑賞し、中国の伝統を推進する神韻芸術団を称賛。「これほどまでに打ち込めるのは、いったいどのような団体なのか、とても関心があります」と神韻芸術団への興味を語った。

経済建設委員会(CEPD)ホ・メイユエ主任委員

 ホ・メイユエ主任委員は舞台については、「『嫦娥、月に奔る』が好きでした。『萬王下世』の伝説は聞いた事がありませんでした舞台背景の技術もとても優れていました。単なる伝統舞踊に留まらず、舞台設定・照明を統合し、舞台全体が融合する躍動的な舞台背景で人々の心を感動させます」とコメントした。

 公演の伝える内涵に関しては、「若者がほとんど気に留めないことを、新年芸術祭が舞踏を通して伝えることはとても良いと思います」、「最近の若者は『嫦娥、月に奔る』のような伝説は馴染みがありません。古い話だと考えがちですが、舞踏を通して演出されると別の効果が生み出されます。全体にとてもうまくアレンジされた公演でした」。

 「これほどまで努力をして中国の伝統文化を推進しようとする団員は私心のない人々だと感じました」と最後に付け加えた。

華人新年祝賀祭の台北公演を鑑賞した台湾の商業総会常務理事・張平沼氏 

 台北財界の巨匠、張平沼氏は、金鼎証券の総裁、商業総会常務理事を務める。国民党中央委員、国会議員を三期務め、総統府国策顧問も手掛ける卓越した人物。商業のために政治を捨て、10社以上の理事長を歴任。2008年3月15日の台北公演を鑑賞し、記者に次のように語った。「神韻芸術団は中国古代文明・文化を踊りや音楽に融合させ、単なる演劇より感銘を与える舞台を生み出していますね」。

 台湾中小企業銀行会長である王榮周氏は、財務省常務次長、国税局局長を歴任。華人新年祝賀祭を鑑賞した後、顔をほころばせて「本当に素晴しい!」と一言。舞台のリズムに特に関心を寄せ、神韻芸術団が自分の文化を省みさせてくれたことを称賛した。

 「感動的な舞台でした。シンプルな概念、現代的な舞台で私たちの古代文化の精粋を伝えるもので、奥深さを感じました」と加えた。

 大硯国際建築局の顔とも言える蘇喩哲氏は夫人と一緒に3月15日夜の公演を鑑賞。前半で最も感心したことは、「中国の伝統的な歴史や故事」。本土の文化は台湾にあると強調する蘇氏にとって中国の神州文化を鑑賞することは嬉しい驚きだった。

 「30年以上ニューヨークに住む華人として胸が熱くなりました。特に穏やかで調和のとれた『水袖』に最も心を打たれました。『水袖』の舞台の幕が上がると同時に、音楽や舞台背景から、杭州の西湖の水辺にいるような感覚にひたりました」と語った。

 台北市国際婦人協会の林理俐会長とフェン・ウェン=イン副会長は、台北での初演を鑑賞。2人とも中国文化の深い内涵を感じ取ったと語った。

 林会長は、華人新年祝賀祭の美しさと力強さをほめ称え.舞台を通して表現された「忠孝節義」の4文字に感銘。「中国伝統文化の優美な内涵が豊かに盛り込まれた公演であることを、より多くの人に知らせるべきです。来年の公演は同僚に絶対勧めます」。

 マレーシア生まれのフェン副会長は台湾に27年在住。英語で教育を受け、中国史や中国文化に関してはほとんど読んだことがない。公演を見て深い印象を受け、熱い口調で語った。「新年祝賀祭のストーリーは、中国伝統文化の意味を伝えるものでした。『嫦娥、月に奔る』で夫の「后げい」が九つの太陽を打ち落とし、一つだけ残してくれた部分では涙が止りませんでした。一つだけの太陽のもとで生活できる幸せが分かりました。本当に本当に素晴しい舞台でした」。

 20年以上にわたり外交官を務め、前農業委員会の主任委員であった林享能さんは、台北の華人新年祝賀祭を鑑賞。

20年以上にわたり外交官を務め、前農業委員会の主任委員であった林享能さんは、台北の華人新年祝賀祭を鑑賞。

 華人新年芸術祭の初演を鑑賞した林享能さんは、感動を隠せない様子で語った。「神韻芸術団は唐朝の舞踏・衣装を汲み取り、美しく表現しています。全ての公演に調和がとれていました。音楽は特に素晴らしく、演目ごとに違った感覚を味わいました。神韻芸術団に、完璧な中国舞踏を見せてもらいました」。

 さらに、中国文化の深い内涵を理解する者なら絶対に感銘を受ける舞台だと強調した。

 2008年4月4日

(中国語: http://minghui.ca/mh/articles/2008/3/16/174451.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/3/17/95430.html