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フィンランドの観客:「公演を2回続けて観ても、公演がそのまま終わらないで欲しい」(写真)

(明慧日本)(記者・陳正洪)神韻芸術団のフィンランド公演の最終回は、2008年3月31日に首尾よく幕を閉じた。観衆の拍手は止むことなく響き、多くの人は立ちあがって出演者に敬意を表した。18歳からフィンランドに移住した、ロシアのサンクトペテルブルグ出身のギタリストのアレクサイ・パッカンネンさん(Aleksej Pakkanen)は、この中国伝統文化を高揚する公演に対する好感を表明するため、当日わざわざ中国の伝統衣装を着て鑑賞した。アレクサイさんはすでに2日連続で神韻の公演を観にきたと言う。

ギタリストのアレクサイさん(Aleksej Pakkanen)は「私は神韻が大好き、だからもう一度観たかったのです」

 日曜日にアレクサイさん(Aleksej Pakkanen)は、初めてタンペラ(Tampere)で神韻の公演を見た。とてもすばらしかったため、月曜日家にいられず再び来た。2回目に神韻を観るのに、アレクサイさんは「『神韻』の公演はすごく不思議だ! 本当にこのまま終わらないで欲しい。この公演にぴったりの言葉を探し出せません。公演は心と良知の薬のようです。これしか私は思いつく言葉がありません」と、笑いながら話した。そして「2回目に鑑賞する時は、演目が同じなので私は、続いて何を演技するのか知っているので、その演目の中で伝えて来るメッセージをよく注目することが出来、同時に公演全体を享受することもできました」と語った。

 何回、涙を流したか覚えていない

 アレクサイ(Aleksej Pakkanen)さんは、「多くの演目に私は感動のあまり涙が出ました。一体どのくらいの演目があったのかも覚えていませんでしたが、たいへん私の心をうちました。私は他の時空に入ったような感じがして、観ている途中で何度も感動のあまり泣きました。神韻に惹かれ、とても印象が深かったのは最初の演目です。この演目は観衆に真理を呈していると私は思いました。もし神韻がまた引き続き演出すれば、私は5回、10回とまた観に来ます」と話した。

 バックスクリーンに現れた三つの漢字の「真・善・忍」について、アレクサイさんは自分の見解を語った。「深く考えれば宇宙全体の精神、特質は慈悲だと思います。私は数年来、ずっと『真理』、『生命』、『死』などについて基本的な問題を思索していました。私は『真』に従って生活していこうと決心しました。『真』に従えば良い人になれます。『真』の人は決して邪悪なことをしないわけですから。『善』はやはり『忍』を引き出します。これは連鎖反応のようで、このように考えたら、きっと、とても和やかな気分が現れると思います」と語った

 「真・善・忍」の三文字は私の生命の奥深い部分をうちました

 「また、3人の女性が刑務所の中に監禁された演目は深く私の内心をうちました、そして私の生命の本源から信仰を引き出しました。善い事を行えば、たとえ死んでも天国に行けると私は信じます。この演目は観衆にとても重要なメッセージを伝えました。私もたいへんこの点に賛成します。『真・善・忍』の三文字は私の生命の奥深い所をうちました」。

 「一体、中国共産党は何を恐れているのか分かりません。このような信仰はいかなる脅しもないと私は思います。私は本当に神韻が大好きなので、もう一回この神韻の公演を観る願望がとても強かったのです。もし神韻が今年のフィンランド公演を3回行えば、私は絶対観ます。しかし残念ながらありません。神韻は来年もまた公演に来るということなのでこの素晴らしい神韻を、来年も私は必ず見に来ます」とアレクサイさんは語った。

 アレクサイさんは、「私は彼らのために祈ります。彼らが自分の信条を堅持することができることを応援します」と中国人に挨拶がしたいと述べた。

 2008年4月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/2/175691.html