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黒竜江省佳木斯市:馬多さんは家族との面会が許されない

(明慧日本)2007年12月13日の明け方、黒竜江省佳木斯市郊区公安支局長虹派出所の警官が法輪功修煉者・邱玉霞さんの自宅に不法に突然押し入り、邱さんを強制連行した。また警官は邱さんの娘・馬多さんを派出所に騙して連れて行った。午後3時過ぎ、邱さんと娘は留置場へ連行されて行った。邱さんにひどい高血圧症状が現れたため、留置場は受入れることを拒否した。12月31日になって、警官は邱さんに危険な状態が現れることを恐れて、家族から1千元を揺すった後、釈放した。しかし娘の馬多さんは2カ月以上、ずっと不法に留置場に監禁されており、家族との面会も許されていない。まだ若い馬多さんなので、家族は安心できない。

 2008年2月22日の午前9時過ぎ、馬多さんの家族は彼女の70数歳になるお婆さんを支えて、佳木斯市公安局に行き、不法に監禁されている馬多さんとの面会と釈放を要求した。応対に出たのは張雲龍という警官だった。家族が馬多さんは会社で強制連行されてからすでに2カ月以上経っている間、面会が許されず、しかも情況も何も伝えてくれず、精神状態や身体の状態がとても心配である。彼女は「真・善・忍」に従って、良い人になろうとしており、上品でていねいなエチケットを守るよい子で、一度ぜひ面会を許可させてほしいと言った。張雲龍はこのことは自分の職責範囲内ではないため、馬多さんに会いたければ、事件の調査と処理を行う部門に依頼するようにと答えた。

 家族は、いったい誰がこのことの担当者か? 私たちはどの部門に行っても、あなた達は互いに責任を逃れようとしている。馬多は会社で良い従業員で、上司も褒めていた。あなたたちは会社から馬多を連行して行き、会社(中国移動通信グループ佳木斯市支社光復営業ホール。会社の幹部は警官のデマに騙され、また脅迫の下で、悪人を助けて悪事を働いた)に対し詐欺の手段をとった。馬多は留置場で2カ月あまり監禁されている。聞いたところ、善良できれいな25歳の馬多は、迫害されて体が衰弱し、やつれて、生理不順になった、と話した。しかし張雲龍は、心配しなくていい、病気になったら、留置場はあんた達に連絡すると答えた。家族が現在案件はどこで処理されているかと聞くと、張雲龍は長虹派出所に電話をかけて聞き、郊区検察院だと答えた。張雲龍はまた口汚く、法輪功は家で煉れば問題ない、外にでて宣伝することや共産党に反対することはやってはならない、と言った。また今回やっと湯浩然に手紙を書いた人物を探し出したと言った。実は馬多さんはまだ手紙を郵送していなかった。湯浩然は向陽区検察院で働き、法輪功修煉者・李少志さんと崔勝雲さんの案件を担当していた。李さんと崔さんの案件を担当している間、絶えず法輪功修煉者から湯に手紙が届いた。湯は怒りのあまり、「馬多に20年の判決を下す」と言い出した。張雲龍は最後に、馬多さんに会いたかったら、案件を処理している部門に行くようにと言った。

 馬多さんのお婆さんは2カ月以上、大変可愛がっていた孫娘に会えず、また孫娘が多くの苦を嘗めていると分かっていたので、泣きながら孫娘との面会を要求した。張雲龍はその情況を見ると、長虹派出所に電話を掛けた。長虹派出所の警官は、彼女の母親以外は面会できない、と答えた。

 馬多さんの母・邱玉霞さんは血圧が200以上に達したため、長虹派出所は生命の危険が現れたため、責任を負うことを恐れて、1千元をゆすってから、彼女を釈放した。しかし現在長虹派出所の副所長・勝岩は再び彼女を捕えようと企んでいる。彼らは邱玉霞さんに娘に面会に来るように誘惑し、その時に彼女を捕えようとしている。

 馬多さんの家族は、馬多さんの父親、叔母、祖母などみな馬多さんをとても心配して面会に行ってよいかと聞いた。しかし張雲龍は家族達の身分を確認する暇がないと言った。

 馬多さんのお婆さんは結局孫娘に会うことができず、悲しみながら家族に支えられて家に帰った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/2/28/173253.html