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汪宏発さん一家が受けた迫害

(明慧日本)広州市の法輪功修煉者・汪宏発さんは2007年7月16日に強制連行された後、8月20日に1年6カ月の不法な労働収教養処分を受け、広州市花都労働教養所三所三大隊で迫害を受けている。妻の鄧怡さんは夫のことを心配し、4回にわたり労働教養所に面会に行ったが、いずれも強引に拒絶された。理由は汪さんが信念を放棄しないことと、鄧さん本人も法輪功修煉者であるということだ。 

 その前、鄧さんは汪さんの父親が病気で危篤状態にあるという理由で当局に面会をさせるように要求したが、労働教養所はあろうことか鄧さんを恐喝し、海珠区の「610弁公室」に通知し、警察番号が4420197と44202036(任某という)の2人の警官を先頭に、汪さんの家族に嫌がらせをした。

 そして利用できる一部の無職の人や靴修理の人、近所の人らが警察に雇われ、私服警官らと共に、24時間汪さん一家を監視し始めた。迫害により、鄧さんと娘はすでに悲惨な境地に追いつめられ、家族の生活は苦難に満ち不安定な状態を強いられている。にもかかわらず、警官らは三つのシフトに分けて、鄧さん一家に対して待ち伏せ、監視と尾行を行っている。そのため、鄧さんの同僚、家族や近所の人々は皆恐怖を感じ、邪魔されていると感じている。

 汪さんの湖北省の実家にいる70歳の父親は、1ムー(6.667アール)を6000元で騙されて土地を売ってしまったため、生活の柱を失ってしまった。現在は頼ることができる唯一の息子が強制連行されているため、ずっとふさぎ込んでおり、2007年10月に肝臓癌と診断された。まさに災いにさらに災いが加わり現在、医者のアドバイスを受け、家でなんとか現状を維持しているが年老いた父親は毎日毎晩、息子が早く家に戻り、最後に会いたいと言っているが、当局はどうしても釈放しようとしない。

 2008年4月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/14/174292.html