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正念で邪悪を滅し、堂々と修煉をする

(明慧日本)同修の甲さんは裁判官である。「4・25」後に、各地の大法弟子は皆異なる方法で各級政府部門に真相を説明しており、甲さんは他の同修を連れて全県境内の大法弟子の公開状を持って北京に行った。国務院弁公庁の投書・陳情局に着くと、そこの人は法輪功が陳情に来たと知って、即拒否した。甲さんは真剣に向こうの責任者と話し、「私は大法弟子であるだけでなく、裁判官です。あなたの職責を履行して下さい、この全県の法輪功修煉者の公開状を中央の上級に渡しなさい!」と言った。するとその責任者は、「あなたは裁判官なのになぜ率先して陳情し、政府の秩序を撹乱するの?」と驚きながら質問した。甲さんちっとも恐れずに、毅然として「私は司法官であるからこそ、国の憲法がすべての公民に与える権利を理解し、そして尊重しています」と答えた。彼女の無私無我の正念は邪悪を抑え、公開状も渡すことができた。

 「7・20」の時に、甲さんは煉功場の連絡人が逮捕されたと知り、夫と住宅を購入するつもりで貯めていた金の一部である1万元を持ち、2歳の息子を抱いて北京に行き、4回往復して、迫害の真相を同修に教え、自分のお金で同修に切符を買ってあげたため、悪辣な警官は彼女を旅館まで連行して2日間監禁した。2000年10月、彼女はまた悪人の警察に地方の留置場まで連行され、「転向」を強いられた。甲さんは、「私は真・善・忍を修めているだけで、違法ではない。私は犯罪者のご飯を食べず、あなた達警官と同じ食事をとる。私は必ず毎日煉功しなければならず、さもなければ銃殺すればよい。しかしあなた達はそうする権利がない」と話した。甲さんの固い信念はもう一回邪悪を鎮めた。警察らは他人も彼女のように煉功することを恐れて、毎日彼女を単独で当番室まで呼んで煉功させた。4カ月の監禁で、甲さんは毎日煉功し、法を暗記し、真相を説明した。最後に警察らは彼女の家族から5千元の金を揺すって、彼女を釈放した。正法の進行につれて、2003年末に甲さんは自ら現地の公安局長と「610弁公室」のボスのところに行って、ゆすられた5千元を返してもらった。

 甲さんは仕事中でも常に自分が大法弟子であることを自覚して、公平に訴訟事件を裁き、法律に基づいて処理し、強権をも恐れなかった。1時間で解決できることを決して2時間に延ばさず、1日でできる訴訟事件を翌日に処理することをしなかった。彼女は民衆に「鉄面」、「青空」と呼ばれ(編集者:この名称は中国古代の公正な裁判官の典故から転じたもの)、また所在部門に表彰された。彼女は事情調取及び同僚と食事を摂る機会を利用して真相を説明し三退を勧めたので、部門の大半の人はすでに悪党を脱退した。

 甲さんは真相を説明する時に邪悪な人と出会ったことがある。ある訴訟事件の当事者は裁判長に裏から手を回したので、自分がきっと勝訴すると思い込んでいたが甲さんが公平に訴訟事件を裁いたため、当事者は敗訴した。結局、その人は法廷で前後の見境もなく「俺はお前が法輪功を宣伝していることを県庁に告発するぞ!」と叫んだ。甲さんは全く動じず、てきぱきと答え、「聴いてください。『法輪大法がよい、真・善・忍がよい』、これは私の自由です。どこが、どの字が邪悪なの? どの道を歩くかはあなたの勝手で、私は強制していない。私は法律に基づいて裁くので、判決に不服であれば上訴しなさい。しかし、あなたが手段を選ばないで訴訟しても、私の法廷では通用しない。あなたは勝手にしたら良いが、私は正々堂々としているので、何も恐れません!」と述べた。現場の人は皆驚愕し、叫んだ当事者はがっかりして立ち去った。

 甲さんはよく次のことを話した。「私の今生の最も幸運な事は大法を得たことだ。私は非常に光栄で誇りに思う。私はかつてこれほど気楽に生活していることがなかった。私の修煉体得と言えば大法をかたく信じることである。肝要な時に生死を放下し、自我を放下して、固く大法を守ることが出来れば、邪悪は自分で消えるようになる」。

 2008年4月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/4/3/175709.html