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夫が鬱憤の中死去、妻の胡火英さんは再度連行

(明慧日本)南昌市の某大学に就学中の胡火英さん(57歳女性)の娘は、清明の祝日前に帰省した。一年前に長期に渡って圧力を受け、鬱憤の中で亡くなった父親の墓参りをした。しかし、家に帰って3日過ぎても、母の胡火英さんの行方はまだわからない。消息筋によると、最近、警察・検察・裁判所は再び母親に対して迫害をし、開廷審理をすることを企んでいるという。ここで正義、善良な人々に関心を持つように呼びかける。

 2008年2月29日、胡火英さんが突然警官に不法に連行されてから、娘はずっと監禁場所を知らなかった。公安局に行って聞くと、いつも「今都昌にいない。九江に監禁した」と言うだけである。母親が1カ月以上、誰からも衣類、お金、身の回り品を送って貰っていないと思い、独りぼっちの娘は母親の生活用品を整理して、ゆで卵を用意したものの、どこに送ればいいのかが分からず、心身ともに疲れ果て途方にくれている。

 胡火英さんは、江西省都昌県の造船場の元社員で退職者である。法輪功の修煉を始め、1999年から何度も不法に拘禁された。悪人はいつも家にきては嫌がらせをし、恐喝したりした。夫は以前、郡の幹部だったが、悪党人員に恐喝されて痴呆症になってしまった。胡さんは、2005年4月に連行され、不法に労働教養の迫害を受けた。家には自立生活ができない夫と高校2年の娘が残された。

 2007年7月10日、都昌県の公安局の悪人らは法輪功修煉者・胡火英さんの家に侵入して、家宅捜索をしようと企んでいたところ、胡さんに入り口で遮られた。胡さんは厳しい言葉で制止した「あなた達は人間性を失い、良知もないやつだ、私の夫はあなた達に脅されて、死んでしまった。つい昨日やっと山に埋葬したばかりで、ただ一日足らずの時間内に、あなた達はまた私をかき乱し、迫害しに来るなんて、本当に天理に許されない! 私の夫は、もともと健康な人で、あなた達が何度も私を連行し、数え切れないほど不法に家宅捜索の迫害をした。また罰金、脅し、恐喝などにより夫の身体は、精神的に耐えられなくなり、突発性の脳血栓、半身不随に罹った。一昨年、あなた達はまた不法に私を1年間労働教養所に拘禁し、半身不随になった夫は家に残されて死にそうに苦しかった。今、夫は死んだばかりで、あなた達はまた迫害に来るなんて、あなた達は天罰が当たることを恐れないのか?」と言った。これを聞いた悪質人員らはしおしおと帰って行った。

 2008年2月29日、胡火英さんは再度連行されて、家も不法に差し押さえられた。今は不法に九江市留置場に監禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年4月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/4/7/175969.html