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甘粛省:楊志義さん夫婦が受けた迫害の真実

(明慧日本)甘粛省臨夏県南ゲン郷陳黄村の法輪功修煉者・楊志義さんと妻の宋占秀さん夫婦は、法輪功を修煉し真・善・忍を信奉したため、地元の中国共産党の警察に迫害された。宋占秀さん(67歳)は、すでに2005年2月に殺害されている。

  楊志義さん(73歳)は、元甘南物資局の退職者である。楊さんは1999年7月22日、李建魁さんの自宅で、警官が法輪功の書籍を奪い取ろうとしたため、法を守って阻止したため、警官から暴行を受けた。4、5人の警官が楊さんを地面に抑えつけ、後ろ手に手錠をかけ、皆の前で何の手続きもなしに警察車両に強制的に押し込んで、蓮化出張所まで連行し、迫害した。(同時に一緒に強制連行された人は、李六権さん、李文平さん、及び焦永林さんなどがいた)。その後、警察は楊さん宅に侵入して家宅捜索を強行した。自宅には妻が1人でいた。

  1999年末、楊さんは上京して天安門広場に行き、政府が法輪功を弾圧したことは間違いであると訴えた。その後、警察に連行され、臨夏留置場に拘禁された。留置場では徐所長らの迫害を受けた。一度は雪の上に8時間も連続して跪かされた。また警察は「猿が水を担う」と呼ばれる非常に残虐な拷問を強行した。それは手錠の隙間にビール瓶を入れて痛みを強める手口である。

  2001年、警察は臨夏の法輪功修煉者(21人)を不法に逮捕し、新集解毒所(麻薬常習者を監禁している場所)に4カ月間不法に監禁して迫害した。楊志義さんの場合は、連行されてから毎回のように警察が不法に自宅に侵入し、家宅捜索を強行した。警察は毎回十数人態勢でやって来て金を奪い取り、そして妻の宋さんを脅迫した。2002年、宋さんは警察に脅迫されたため、大きな精神的プレッシャーを受け、歩行もできなくなった。

  ある日、所長・郭徳江は酒を飲んだ後、楊さんの自宅をかき乱しにやって来た。しかし、悪には悪の報いがある。彼は途中でバイクから転倒し、顔の形が変わるほどの大怪我をした。しかし、それでも彼はまだ反省しなかった。翌日、公安局に命令し楊さん宅を不法に家宅捜索させ、楊さんを騙して連行した。その際、妻の宋さんは弱い体でありながら警察に抵抗し、不法な家宅捜索を失敗させた。

 2005年2月19日、宋さんは冤罪を晴らせないままこの世を去った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/8/176055.html