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吉林省:法輪功修煉者・趙英傑さんが迫害された事情の補足

(明慧日本)吉林省吉林市の法輪功修煉者・趙英傑さんは2007年2月12日に、警官に連行されてから様々な非人道的な迫害を受けた。つい最近分かった迫害の事情を補足説明する。

  趙英傑さん(30歳代)は、吉林市留置場に不法に拘禁されていた間、法輪功修煉者・王敏麗さんが留置場で迫害されすでに死亡して10数日後に事情を知り、心が痛く、王さんのために無実を言い立てた、「王敏麗さんはもともと健康な人で、なぜ突然死んだの、きっとあなた達に迫害されて死んだのでしょう?」と、言い終わらないうちに、ある女性管理者が、即座に趙さんの顔面を打った。メガネが打ち落とされ、さらに足で踏みつけた。その後、数人の警官が趙さんを外に引き摺り出した。趙さんは鉄の門に懸命にしがみついて手を離さず、「あなた達は私を迫害してはならない」と言った。警官らはまったく話を聞かず、ひたすら荒々しく趙さんを監禁地域の外に引き摺り出してふくろ叩きにした。それから「連帯かせ」(2つの手錠と足かせを一体化して動けなくなる)を嵌めた。当時の趙さんは迫害され見る影も無かった。しばらくしてから、警官はその「連帯かせ」のまま趙さんを引き摺り、監禁室のベッドの上に投げつけた。

  趙さんが断食で抗議した3日後に、「連帯かせ」のまま、野蛮に灌食されたため、全身、特に顔が汚れた。毎回灌食され酷く苦しめられ、最後の時は灌食で命を落とす寸前だった。

  趙さんは留置場で残虐に迫害されたため、自立生活ができなくなった。それにも拘わらず、2007年7月10日、不法に刑罰を科されて、長春黒嘴子刑務所へ移送された。結局、身体が不合格ということで断わられた。親族が趙さんを迎えに行った時、警官らは職務上の道徳も無くお互いに擦りつけ合い、真実を話さなかった。親族は数カ月奔走し、2008年3月、やっと確かな消息を知り、趙さんが黒嘴子女子刑務所の病院にいることが分かった。

  3月25日、親族は長春黒嘴子刑務所に行き、趙さんとの面会を求めたが、その小隊の管理者は、「趙は今、開放性肺結核でちょうど人への感染時期にあり、マスクを付けて、刑務所の病院の隔離病棟にいる」と言った。

  4月1日、親族が再び黒嘴子刑務所に行って面会を要求した際、女性警官は「明日の朝、趙英傑からあなたへ電話をかけさせる」と言った。次の日、親族は趙さんから話を聞いてかなりきつそうに感じた。やきもきしながら趙さんに健康状況を尋ねると、結局開放性肺結核だと分かって、隔離の必要があり、胸に滲出液が溜まっており、腹腔にも滲出液があると分かった。親族は趙さんの身体が深刻な状態であることを意識した。命の危険に拘わっており、また趙さんと会うこともできず焦るばかりである。

   趙英傑さんは、両親を失った一人身の女性で、大学卒。趙さんは、品があり、善良で誠実な人柄で、「真・善・忍」を信じ法輪功を修煉していただけで、中国共産党とその手先に非人間的な迫害を受け、数多くの残虐な迫害に遭い、身体が傷害され、人格的な侮辱(悪党人員に木の棒で陰部などを突き挿された)を被った。現在、危篤状態に陥っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/6/175916.html