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遼寧省:趙清国さんは警官に迫害されて死亡

(明慧日本)遼寧省鉄嶺県の法輪功修煉者・趙清国さん(35歳男性)は、幾度となく中共政権に迫害され、2回にわたり合計4年間の労働教養処分を受け、2008年4月6日、冤罪を晴らせないままこの世を去った。まだ35歳の若さであった。 

 趙さんは、1999年7・20以降、2回にわたり鉄嶺市、県公安局政保課の警官らに強制連行され、不法に拘束された。2002年8月1日、趙さんは、その当時労働教養を受けている修煉者を見舞いに行く途中、鉄嶺電業ビル前で警官に強制連行された。区公安局で、政保課の職員・楊東昇が、趙さんの両手を伸ばさせ、手錠で壁に固定して、片足を壁のフックに吊上げた後、ひどく殴り、自白を強要した。その後、趙さんは鉄嶺県公安局政保課の張磊に鉄嶺県公安局に送り返された。県留置場で、政保課の警官らに順番に次から次に猛打された。数日後、彼らは、趙さんを刑事隊にある拷問専用の部屋に閉じ込め、両手と両足を壁のリングに縛り、2日間昼夜連続に殴打した後、また留置場に送った。所長・金永閣、副所長・趙東は、趙さんに手錠と足かせをつけ、床に「大」の字に固定し、10日間そのままにしていた。その上、何度もスタンガンで電撃し、塩水やラーユを口から注ぎ、趙さんは手が動かなくなり、筋肉が痛んで立ち上がることもできなくなった。

 2回目の労働教養処分は、鉄嶺市教養所で迫害され、悪性下痢になり、体が甚だしくに衰弱し、足がふらふらしていた。教養所は責任を負うことを恐れ、慌てて釈放した。

 家に戻った趙さんは、鉄嶺県公安局政保課及当地の鎮西堡派出所の警官らにしばしば、日常生活を掻き乱された。そのため、趙さんは体が回復できないばかりか、肺結核の症状が現れ、2008年4月6日、冤罪を晴らせないままこの世を去った。

 2008年4月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/12/176307.html