日本明慧
■印刷版   

中共の妨害は失敗に終わり、ルーマニアでの公演は大成功(写真)

(明慧日本)神韻巡回芸術団は2008年4月7日、8日、「快楽の町」とも言われているルーマニアの首都ブカレスト最大の国立劇場(Teatrul National Bucuresti)で2回の公演を成功させた。今回のルーマニア公演に対して、中共はいつもの手口を使い国立劇場や地元中国系住民に脅迫などの妨害をした。しかし、2回の公演会場とも観客が溢れ、ルーマニア人は期待に胸を膨らませて公演に臨み、盛んな拍手を送って、中華伝統文化の公演を真剣に鑑賞した。
公演の素晴らしさに熱い拍手を送るブカレストの観客


 中共の妨害は無用、大勢の中国系住民が鑑賞

 大勢の人の証言から、中国大使館は国立劇場の責任者に何回も電話をかけ、面談を要求し、神韻との契約を中止するように強要したということが判明した。しかしこの理不尽な行為は国立劇場の関係者に断固拒絶された。

 それでも諦めなかった大使館館員・周継和は、今度は自ら地元の中国系商人や中国系住民組織にそれぞれ電話をかけ、脅迫しながら様々な経済的利益で誘惑し、神韻の公演を絶対見ないようにと妨害した。

 その中で、電話を受けた地元中国系住民の一人が記者に対し、周継和は「神韻は反中国である。芸術団も反中国である。もしあなたが公演を見たら同じく反中国と我々は見る」と脅迫したと話した。

 電話を受けた人が逆に、周に対して「ルーマニア人も神韻の公演を見たら反中国になってしまうのでしょうか? この定義はちょっと可笑しいじゃないですか?」と質問すると、周は喧嘩腰で「俺はお前と言い争いはしない。しても勝てない。しかし、お前は公演を見てはならない。見たらお前の名前をブラックリストに書き込み、帰国したらお前を逮捕するぞ!」と、このような事をなんと平気で話したという。

 大使館館員がいくら脅迫しても、2回の公演会場には合わせて数十人の中国系の地元住民が訪れ、中国の脅迫を崩せなかった。その中である夫婦は、名前は言わなかったが、公演に対して感想を語った。「演目は素晴らしかった。すべて素晴らしかったです。歌もよかったです。歌詞が伝えたメッセージも良く、特に関貴敏さんの歌はとてもよかったです。私は元々彼の歌が大好きで、そして彼のファンです。今日はここで彼の歌を聴くことができて感動しています。演技者の動きもよく衣装も綺麗でした」と話した。

 地元の白人は神韻の公演を絶賛

 ルーマニアは、元々は共産主義国家であった。人民は長い間、共産主義の暴政に苦しんだ経験があり、公演が伝える内包に強く共感した。特に舞踊『覚醒』の中で善良な国民が悪質な警察に虐められているシーンを見たとき、会場に激しい拍手がわき起こった。これを演じた演技者たちは2回も舞台でカーテン・コールに応え、会場の熱い拍手に対しお礼と感謝の意を表明した。

 公演終了後、大勢の観客は喜んで記者の質問に答えた

 公演の音楽に関して、Carmenさん(女性)は「太鼓」と「二胡」の演奏が大へん素晴らしかったと言った。「『二胡』は初めて聞きましたが、興味深かったのは初めて聞く東洋楽器を中国ではなく、日本でもなく、ここルーマニアで聞いたことです。『太鼓』の演技もとても素晴らしくよかったわ」と話した。Carmenさんは仏教を信じており、『昇華する蓮』を見た時はとても感動してしまったという。

エレクトロニクス・エンジニアのDomnul Ienaさん

 エレクトロニクス・エンジニアのDomnul Ienaさんは、感激した様子で、「すべての演目がとても素晴らしかった。まるで別の世界、異なる次元に入ったような感じでした」と話した。

 今回のルーマニア公演は、神韻巡回芸術団の東ヨーロッパでの今年最後の公演場所である。観客たちの話と熱い拍手からも分かるように、神韻巡回芸術団の東ヨーロッパの旅は大成功したと言える。神韻巡回芸術団は続いて、ミラノとミュンヘンの両大都市で公演する。

 2008年4月13日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/12/176373.html