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神韻ブームはフィンランドの演劇の都を震わせた(写真)

(明慧日本)2008年3月31日の夜7時、フィンランドの演劇の都・タンペレで行われた神韻巡回芸術団の第2回目の公演は、タンペレ会議ホールで幕を開いた。観客の反応は熱烈で、長い時間拍手が止まなかった。

神韻芸術祭会場の観客

 3月31日、フィンランドのタンペレ朝刊はタンペレ市における神韻芸術団の公演を大きく紙面で報道した。記事には、11人のフィンランドとヨーロッパ政界の要人が祝辞を送ったと掲載されていた。公演は煌びやかな色彩に満ち、中国の歴史物語と融合し、男性の勇ましさ、女性のやさしさが表現されている。演目には中国の古典舞踊、歌曲、太鼓、独特な二胡の演奏などが含まれている。

 フィンランドの舞台衣装のデザイナー:「これほど明るくて美しい色を見たことがない」

 フィンランドの舞台衣装のデザイナー・Kirsi Ylineさんは舞踊振り付師の友人と一緒に3月31日の公演を鑑賞した。Ylinenさん本人は舞台衣装デザイナーであり、主に舞踊の衣装をデザインしている。「神韻芸術祭の衣装は非常に好かったです。このような衣装はフィンランドではほとんど見ることができません。私は特に舞踊衣装の中で使われている長い袖と『波間で舞う仙女』の中で、海水を表現した扇子が好かったと思います」と称賛した。

 

フィンランドの舞台衣装デザイナー・Kirsi Ylinenさん

 Ylinenさんは更に「神韻芸術祭の舞踊衣装は色が非常に明るい。私たちフィンランドではこれほど大胆な色を使うことはめったにありません。フィンランドでの舞踊の舞台衣装は普段、色はみな明るさがなく、また、どのようにしてこれほど長いシルクの袖を舞わせるのか私たちにはまったく分かりません」と語った。

 色の調和が非常に自然です

 神韻の古典舞踊と西洋の舞踊の衣装の相違について、Ylinenさんは「神韻芸術祭の衣装は色が非常にきれいです。ほかの色との調和がとても自然であり、人にとても明るい感覚を与えます。異なった舞踊の衣装の色も善し悪しを表現する上でとても大きな作用を生じています」と語った。

 Ylinenさんはまた、ヨーロッパの舞踊の衣装は非常に現代化されていると述べた。彼女は中国文化がとても好きで、「私がまだ幼いとき、ほかの人はみな私が中国人に似ていると言いました。なぜなら私は中国人ととても似ている目を持っているからです。私はまた太鼓の演目『大唐の鼓吏』と『威風戦鼓』が大好きです。非常に素晴らしかったです」と語った。

 ダンスの振り付師:神韻の舞踊は非常に専門的です

ダンスの振り付師・Lisbeth Halikkaさん

 Ylinenさんと一緒に公演を鑑賞したダンスの振り付師・Lisbeth Halikkaさんは、自分は現在舞踊芸術学校を経営していると語った。公演の話になると、興奮して「神韻芸術祭の舞踊衣装は非常に素晴らしかったです。舞踊は非常に美しく、芸術祭全体と非常に素晴らしい組み合わせになりました! しかも芸術祭が取り入れた3Dのバックスクリーンは私達をしきりに驚かせました」と語った。

 生け花芸術家:中国文化の偉大さが見えました

 生け花芸術家・Nanna Idanheimoさんは3月31日、タンペレでの神韻芸術祭の第三回目の公演を鑑賞し、「公演はとてもきれいでした」と語った。

 Nanna Idanheimoさんは、かつて中国の公演を見たことがある。しかし神韻は非常にきれいで、独特であり、舞踊の動作、衣装がとてもきれいだったと語った。特に「あの水の舞踊『波間で舞う仙女』は非常にきれいで、とてもしなやかに表現していました。この演目とまったく相反する太鼓の演目『大唐の鼓吏』は力強さを表現していました。力強さとしなやかさ、私はこの二つとも良かったです」と言った。

生け花芸術家・Nanna Idanheimoさん

 太極と気功を愛好するNanna Idanheimoさんは中国のすべてのものに興味がある。中国の文化と哲学に関する本を多く読み、また中医学を勉強したことがある。Idanheimoさんは演目から、中国文化の偉大さ、中国の伝統の偉大さが見えたと語った。

 Nanna Idanheimoさんは深い感動を隠さず、中国の長い歴史はすでに出演者の身体に根を下ろし、公演の中からこれらの深層の要素が見え、出演者が自ら体現していたと語った。

 タンペレ会議センターのプロデューサー・Marko Stenstromさんは、ここでは過去にも中国のパフォーマンスがあったが、しかしこれほど大規模な公演は見たことがない。また、観客の反応はとても良かった、人々はみな神韻芸術祭が気に入っていると述べた。Stenstromさんは喜んで「これは偉大な公演です。ユニークです。バックスクリーンは非常に壮観でした。もしもう一回鑑賞できるならば、私は非常に非常に幸せに思います」と語った。
タンペレ会議センターのプロデューサー・Marko  Stenstromさん


 雑誌社の編集者:特殊な体験

 Pia Lorpusaeriさんはスウェーデン現地のある雑誌社の編集者である。新聞で神韻の公演情報を読み、すぐチケットを購入した。Lorpusaeriさんは8歳の娘と一緒にタンペレでの第2回目の公演を鑑賞した後、これは彼女が始めて中国の伝統文化を直接体験したことであり、同時に小さい娘が東方の文化、特に中国の芸術と日本の文化に興味を持っていると話した。

雑誌社の編集者・Pia Lorpusaeriさんと娘

 二人は、衣装の色がとても良かった、全体的にすべてがとても調和がとれていると感じた。中国の音楽は聞いたところ、こんなにも雄壮大で、私たちにとって神韻芸術祭はただ1回だけの特殊な体験だったと言った。

 2008年4月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/1/175624.html