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湖北省:法輪功修煉者・楊先鳳さんは迫害により死亡 (写真)

(明慧日本)湖北省の法輪功修煉者・楊先鳳さん(53歳女性)は、1997年から法輪功を修煉し始めた。1999年7.20以後、法輪功が弾圧されてから、楊さんは法輪功の真相を伝えるために上京した際に、連行された。不法に数カ月、監禁されたため、心身ともに大きなダメージを受けた。2000年7月に当地の「610弁公室」(法輪功取締本部)に洗脳班まで連行され、そこで2カ月の残虐な迫害を受けた。

法輪功修煉者・楊先鳳さんの生前の写真

 2001年3月6日、楊先鳳さんは法輪功真相資料を配った際、当地の公安局に連行された。同時に家の家財も警察に差し押さえられた。警官が楊さんと他の数人の法輪功修煉者を個室に閉じ込め、しきりに殴打した。また警官らは楊さんの目と口に唐からしを押し込み、火がついたタバコを楊さんの鼻に突っ込んだりもした。このように楊さんを9日間、苦しめたため楊さんは何度も失神してしまった。腕が脱臼し楊さんのこの状態にもかまわず警官は、留置場に監禁した。10カ月後、楊さんは4年の懲役刑を言い渡された。

 留置場に監禁されていた間、楊さんは断食で抗議をしたが、看守らに潅食(ゴム管で鼻から強制的に食べ物を押し込む)をされた。潅食があまりにも野蛮的であるため3本の歯が抜け落ちた。2001年12月に楊さんは不法に第二留置場に移された。そこで同様に残酷な潅食をされた。そのため、楊さんは、口と鼻から血が噴出し、止まらなかった。看守らは「外にこのことを漏らしていけない」と周りの受刑者を脅かした。

 長期的に監禁されていたため、楊さんは歩行困難となり、担架で湖北省女子刑務所に運ばれた。刑務所に監禁されていた間、楊さんは、迫害に抗議したため、半月間、寝かせてもらえず、毎日立たされていたため数回倒れてしまった。これだけでなく、警官は、楊さんを柱に縛りつけ「転向」しないと下ろさないと脅かしたが、楊さんは拒否した。そのため楊さんの手足がひどく腫れ上がった。

 楊さんが精神的、肉体的に大きなダメージを受け、不法に4年を監禁されてから釈放されたが、警官の監視下で日々を送った。2006年、ある日、楊さんが買い物に出かけた時、途中で待ち構えていた「610弁公室」と警官に連行され、悪名高い湖北省洗脳班に送られた後、その年に釈放された。2008年2月20日、再び「610弁公室」に連行された。同様に洗脳班に送られ、そこで40日近く残虐な迫害を受けたため、精神に大きな打撃を受け、2008年4月3日、冤罪を晴らせないままこの世を去った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年4月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/4/14/176444.html