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私たちの祖母・蘇俊英を救出してください


 文/張萍萍、張蒙蒙、張宝生(中国本土)

(明慧日本)2008年3月1日、河南省范県の法輪功修煉者・蘇俊英さんと王秀蘭さん(幼名「改枝」)が、山東省のシン県桜桃園鎮の市民祭りで法輪功の真相を伝えていた時、桜桃園鎮派出所の警官にシン県公安局留置場に連行された。5日後、2人は不法に1年の労働教養を言い渡された。桜桃園鎮派出所の警官はその後、蘇さんの家を捜索した際、法輪功の資料を見つけ没収したため、蘇さんの労働教養期間を1年半に延長した。王さんは1万元のいわゆる保証金をゆすられた後、3月27日に家に帰った。蘇さんは山東省済南市女子労働教養所に移送され、引き続き迫害を受けている。

 蘇俊英は私達の祖母で、今年58歳である。不法な労働教養を科されたことで、祖母と助け合って生活していた私たち姉弟3人は、とても苦痛を感じている。私達は未成年者で、1番上は張萍萍で17歳、濮陽市幼児教育師範学校の学生である。2番目は16歳の張蒙蒙で、生活のためやむを得ず、幼い年で出稼ぎに行っている。末の弟・張宝生は13歳で現在、范県実験小学校5年生である。

 祖母は若い頃、夫を失って、生活は非常に苦しく、山東省シン県桜桃園鎮桜北村北街で旧い家屋を借りて生活している。家は非常に貧しく困難な生活を強いられている。両親は離婚した後、それぞれまた結婚したため、祖母が私たち姉弟を引き取って育ててくれている。

 祖母は元々重病を罹っていた。腹部が膨隆して飲食出来ないほどで、動けなくなり危篤状態であった。法輪功を修煉し始めてから、とても健康になり、以前よりも性格が楽観的で善良となり、親切でよく人助けをしていた。私達を育てるため、祖母は空き缶拾い、アルバイト、家政婦の仕事など何でもしてきた。いつでも祖母は私たちを困らせる事はしなかった。一口のご飯さえあれば私達に食べさせてくれた。昨年、祖母は自力で1軒の小屋を建てた。法輪功が祖母を救ってくださった。祖母がいるからこそ、この貧しい生活の中にも温かい家庭があった。

 祖母が逮捕され1カ月以上過ぎた。弟の宝生は学校から帰ると、いつも一人ぼっちで、怖くて夜は眠れない。夢で祖母が家に帰って来たのを見たと言った。

 こんな状況の中、桜桃園鎮派出所の警官は、誰が私達の世話をしているのかと郷や村の人に聞き廻っている。警官がどうしてこんなに残忍なのか、私達にはどう考えても分からない!

 先日、姉・萍萍と弟・蒙蒙は済南市労働教養所に行ったが、祖母に会えなかった。祖母の身体は大丈夫なのか? 殴られたりしてはいないか? 私達はとても心配している。早く祖母を助けてください! すぐに祖母を家に帰らせてください!

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月18日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/4/17/176655.html