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『大唐の鼓吏』は活気に満ちた中華民族の精神を敲き出した(写真)

(明慧日本)2008年4月19日、神韻芸術祭はニュージーランドの首都・オークランドで3回目の公演がASB劇場において盛大に行われ、大きな成功を収めた。精美絶倫な演出を多くの観衆に届けた。

 演出は生き生きとしており、真に迫る

 ニュージーランド中文作家協会の名誉会長・黄戊昆氏は「岳飛の『精忠報国』の舞踊が一番好きで、こんな有名な歴史物語が10分の舞踊で完全無欠に表現できたこと自体も素晴らしい成果です。若い演技者たちはすごく高い基礎技能を持っており、彼らは芸術界の将来にきっと大きな貢献をするだろう」と高く評価した。

 『善念が佛縁を結ぶ』という舞踊に関して黄氏は「佛家は善を重んじており、一人の人間が世に処する時、天、地、自分の良知に申し訳が立つべきです」と感慨を語った。
ニュージーランド中文作家協会の名誉会長・黄氏


 海外で演出を見ると、望郷の感覚を覚える

 OscarさんとHelenさんは、2人ともニュージーランドに来たばかりの中国人留学生である。19日の夜、共に神韻芸術祭を鑑賞した。「『嫦娥、月へ昇る』という舞踊は古典の物語を上手く表現している。舞台の照明効果も非常によかった。海外で中国古典物語を表現する舞踊を鑑賞することができ、なんとも望郷の感覚を覚える」とOscarさんが感想を述べた。

ニュージーランドに来たばかりの中国人留学生・OscarさんとHelenさん

 Helenさんは、かつて現代舞踊、民族舞踊と国際標準舞踊を学んだことがある。「以前、舞踊を学ぶとき、単なる技能や風格を重視していた。中国古典舞踊はこの2つのものを表現する以外に物語の内包をも表現している。本当に素晴らしいです。今夜の演出が表しているのはまさに神韻でしょうね」と興奮を隠せなかった。

 『大唐の鼓吏』は活気に満ちた中華民族の向上精神を敲き出した

 8カ月前に中国からニュージーランドへやってきた李さん夫婦は唐の文化に詳しい人である。李さんが「中国五千年の文化で『嫦娥、月へ昇る』や『精忠報国』の物語はよく知られています。舞踊という形で表現すると、すぐに人々に受け入れられると思います。『大唐の鼓吏』は活気に満ちた中華民族の向上精神を上手く敲き出した。非常に人の心を奮い立たせる」と感想を語った。

 神韻ニューヨーク芸術団におけるオーストラリアとニュージーランドでの巡回公演は全部終わり、次の巡回公演はアメリカのハワイで行われる。

 2008年4月19日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/4/20/176886.html