日本明慧
■印刷版   

遼寧省葫芦島市:範徳震さんは迫害により死亡

 (明慧日本)2008年2月25日、遼寧省葫芦島市の法輪功修煉者・範徳震さん(33歳)が、再度警察に強制連行され、4月20日早朝、看守所で迫害により妻や9カ月の子供を残して死亡した。また、家族に知らされたのは午後4時前後であった。家族が翌日の昼間に遺体との対面を求めたが、夜まではできないとの返答だった。また、強制的に解剖を行い、翌日に火葬を行うと伝えられた。

 範さんは法輪大法の修煉を堅持したため、何度も不法な監禁や殴打などの暴力による迫害を受けた。2001年、北京へ陳情に行ったため、葫芦島労働教養所に3年間監禁された。監禁中、信仰を堅持し続け、警官にスタンガンで電撃されたり、殴打されたりしたため、何度も重傷を負った。2001年10月、絶食して迫害に抗議したところ、警官はほかの受刑者に指示し、野蛮に灌食の方法で苦しめた。手錠で四肢をしっかりと鉄製のベッドに終日固定して、プラスチックの管を鼻から胃へ挿入する際に、一度誤って肺に挿入し、流動物を強引に注入し、危うく窒息死しそうになったこともあった。最終的に危篤状態寸前のところで釈放された。その後、範さんは生活を維持するために仕方なく、故郷を離れ、様々なアルバイトをするようになった。

 2004年4月1日、ある同修を訪問した際に、監視していた警官に強制連行され、看守所に監禁された。そこで、また迫害を受け、再び命を落とす寸前で釈放された。

 2005年9月17日、仕事中に範さんは再度現地の警察大隊隊長・張俊生を含む私服警官に強制連行された。2度目の労働教養生活が始まった。その後も甚だしく迫害され、命を脅かされ続けた。

 2008年2月25日、範さんは奥さんなど11人の法輪功修煉者と共に現地の警察に強制連行された。今回の逮捕は県警察の綿密な計画の元で行われたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年4月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/4/23/177043.html