「4.25」平和的陳情の9周年記念:東京で集会・パレード(写真)
(明慧日本)日本の法輪功修煉者は2008年4月27日、東京および横浜で集会ならびにパレードを行い、「4.25」平和的陳情が9周年を迎えることを記念すると同時に、日本社会に対して法輪功修煉者が受けている残酷な迫害に関心を寄せるように呼びかけた。
4月27日午前10時、法輪功修煉者は渋谷の宮下公園で集会が行なわれた。長野および名古屋でのパレードで初めて登場した日本の天国楽団の勇壮な演奏の後、東京都議会の土屋敬之議員及び吉田康一郎議員が声援の演説を行った。
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東京都議会の土屋敬之議員
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集会で声援をしていた東京都議会の土屋敬之議員は、集会の中で次のように述べた。「日本と中国は、本当は仲良くしなければいけないのです。しかし今は、中国共産党の政策によって、それができない関係になっています。早く中共を倒して民主化をしなければなりません。法輪功迫害の実態を一人でも多くの人に知ってもらい、いつの日か、天安門広場でこのようなパレードができることを願っています。臓器狩りは大変な問題です。パネル展示などもしていきましょう。私は香港に行った時に、偶然チラシを見て法輪功迫害の実態を知りました。必ず日は昇るように、正義は、初めは少数ですが必ず勝ちます。私も皆さんの同志として一緒にたたかっていきます。皆さん、頑張りましょう」。
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東京都議会の吉田康一郎議員
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また、同じく東京都議会の吉田康一郎議員もスピーチの中で、次のように強調した。
「昨日、長野に五輪せい火が来ましたが、そこでは、自由・人権を訴える人たちが遠ざけられており、私は背筋が寒くなる思いがしました。中共による迫害を受けている法輪功学習者の皆さんは、まさに血のにじむ思いを訴えています。私も、思想・信仰・言論の自由の大切さを訴えるとともに、大変な人権侵害がなされている法輪功学習者の皆さんを激励申し上げます」。
法輪功修煉者・呉麗麗さんは集会で、優秀な大学教師を務めていた姉が受けた迫害について発表した。
「私の姉は、優秀な大学教師で、多くの学生から慕われていました。江沢民の命令によって、大学の授業中に連行されていきました。大学教師に法輪功を放棄させれば、公安の成績評価がアップするからです。姉は今まで19回も不当逮捕されました。監獄や精神病院に入れられて、ベッドの上で手足を大の字に縛られ、電気ショックをかけられました。また、精神を破壊する薬物も投与されました。また、口の中に汚物を詰め込まれて、その上からビニル袋をかぶせて紐で縛られました。父が亡くなる直前、母に言った最後の言葉は、「いま姉はどこにいるのか」でした。姉はそのようなひどい虐待を受けながらも、精神病院の医師や看護婦に、法輪功の信念である真善忍を伝え続けました。医師や看護婦も姉の正しさは分っているのですが、迫害を命じる610弁公室が許さないのです。まだ中国には、私の姉のような悲惨な被害を受けている人がたくさんいます。迫害で死んだ人のために、まだ生きている人のために、迫害を受けている人たちが早く解放されるように、法輪功迫害の真相を伝えていきましょう」。
法輪大法パレード長野の集会で、ゲストとして出席したCIPFG(法輪功迫害真相調査連盟)アジア調査団の副団長・安東幹氏は次のように発言した。
「私たちCIPFGは、全世界の弁護士・医師・政治家・人権活動家などの法輪功学習者以外の有志の人々から結成された、全く中立な調査団です。私たちCIPFGの調査によって、皆さんの法輪功への迫害が、まさに事実であることが確認されました。一刻も早くこの迫害を停止させるために、皆さん、頑張りましょう」。
集会の後、法輪功修煉者は東京及び横浜の幹線でパレードを行なった。凛としたパレードの中でも特にいっそう輝いていた天国楽団の演奏を見ようと、たくさんの人々がベランダに出て、部屋の入り口から足を止めてパレードを見て感動していた。たくさんの人が写真を撮影し、拍手で歓迎した。
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法輪功修煉者のパレード
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法輪功の天国楽団
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足を止めて写真を撮影する通行人
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通行人に真相を伝える法輪功修煉者
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通行人に真相を伝える法輪功修煉者
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ある日本人の年配の女性は、「気功をやったからこのような残酷な迫害を受けて、ひいては臓器を摘出されていると聞いて、思わず涙が出てきました。このような残酷な迫害は決して許せません」と話した。
日本人女性の石原さんは記者に対して、「何が起きたのかは分かりませんが、一生懸命に活動をやっている皆さんを見て、きっと何か非常に大変なことが起きているのだと思います」と話し、特に真相を聞いてから、「続けてがんばってください」と法輪功修煉者を励ました。
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法輪功修煉者への理解を語る西川さん
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