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法を暗記して法理を理解し、内に向かって探すべき


 文/大陸弟子

(明慧日本)きょう師父の新経文『説明』を暗記して、心の奥深い所に隠れている執着を発見しました。表面から見ると、師父はこの経文を通じて法理をはっきりと述べられ、さらに私達にどのようすればよいかを教えられました。私の個人的な悟りですが、師父は私達に「人権聖火」について、この常人の事に如何に対処すればよいかを教えておられるだけではなく、その上更に明瞭に、大法弟子としての目的と責任を説かれています。

 私達大法弟子は常人が憧れる人権を求めず、常人社会に現れた各種の情勢にも気を留めず、中共悪党の早期解体にも執着しません。私達大法弟子が現時点でするすべては、中共悪党の迫害の中でどのように人を救い、衆生を済度するかということです。これらは師父の説法の中で悟っていますが、しかし心の奥で、具体的な問題において、やはり時々うまく対処できませんでした。たとえば、私は毎回インターネットにアクセスする時に、いつも大紀元のウェブサイトにある国際、国内の情報を見て、たまに思わずページを開いて読んでいました。何回も見ないと決心していましたが、完全にやめることができませんでした。もちろんこれらのものを見てはいけないとは言えないのですが、肝心なのは私に常人の心があることで、当時はこれらを見ると時間がかかるため、法を暗記し、同修の交流文を読んだ方がよいと思いました。このような心理状態の下で行動を控えただけで、深く自分の心を分析して、いったいどういう心であるのかを究明しませんでした。

 今日は、師父の経文・『説明』を暗記した後、大法弟子は三つの事をしっかりと行い、真相を説明して世間の人を救うことが主な責任であると心からよく分かりました。常人社会の情勢がどのように変化したとしても、世間の人を救うために現れたものなので、修煉者として執着してはいけません。これらを理解し、さらに私はどうしてこのようなものを見たがるのを分析し、心がどのように動じているのかを考えました。真剣に考えた結果、私はこれらの内容を通じて社会の変動を発見したいと思い、正法の下に常人社会でどんな変化が発生しているのか、どのような情勢が現れているのかを知りたいと考えており、それによって法が人間を正す時期を推測するつもりでした。これは如何にも常人に頼る心です! やはり常人に執着しており、同時に私の時間に対する執着も暴露しました。

 人権弁護士が大法のために弁護したことを知ってうれしく思い、政府の官吏が覚醒していることを見ると、中共悪党がもはや解体するのだと思い込みました。安徽政協の常務委員が悪党に「法輪功」の名誉を回復するのを要求したことを見て、もうすぐだ、もうすぐさらなる正義の人士が立ち上がるだろうと思いました。南方に大雪による被害がもたらされ、最近の列車衝突事故などを見て、もう「人が罰しなくても天罰がくるぞ」と考えるなど、いつも人心で推察してしまいます。実はこのような一存一念はすべて旧勢力が細かく段取りしたものであり、それによって常人のように思わせ、それによって旧勢力に追随させ、だんだんに執着心を生じさせています。軽い場合は学法と三つの事を邪魔し、ひどい時は隙があったらそれに乗じて迫害するつもりです。ですから必ずそれを理解して一掃しなければなりません。これは以前のように真剣に考えなければ発見することのできないものです。

 この事を通じて、私はさらに内に向かって探した結果、この様なことだけではなく、師父の多くの説法に対しても私はすべて表面の理解と認識に満足していて、べつに心の奥に溶け込んでいないことに気が付きました。実は師父が1997年の『はっきりと目覚めよ』の経文の中で明確に教えておられます。「『大法(ダーファ)のいかなる仕事も、人に法を得るようにさせ、弟子を向上させるところに目的があるのであって、この二つを除けば、何の意味もありません」。それでは、正法が最終の段階に入り、師父は私達にしっかりと三つの事をさせるのならば、やはり反迫害を通じて世間の人々を救うことではないでしょうか。師父が新年祝賀祭の形式を利用して衆生を済度されることと同じであり、人に法輪大法が良いと知らせて、この大法を認めさせることこそ将来があり、救われるのです。同時に中共悪党の邪悪な本質をはっきりと見分けさせて、それから遠く離れるようにさせるのです。私達は人々にこれらの真相を分からせるべきです。このため、私はいっそう三つの事が如何に重要かを明確に理解しました。普通の常人社会のどんな変化にも頼ってはならず、私と同じような心を持つ同修に、「私達は早くすべての人心を放下して、すべての力を三つの事に注ぎましょう」と忠告します。すべての時間を利用して真相をはっきりと説明し、衆生を救いましょう。

 以上は私が内に向かって探した結果体得したことであり、妥当でないところはご叱正ください。

 2008年5月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/2/177640.html