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天津市:法輪功修煉者・宋文華さん、李立新さんに有期懲役刑が下された

(明慧日本)天津市の法輪功修煉者・宋文華さん(女性)、李立新さん(女性)は2008年1月25日に捕えられ、天津市北辰留置場に拘留された。2月4日、いわゆる「逮捕状」が交付され、4月25日午前、天津市北辰裁判所で不法に有期懲役刑を下された。いわゆる「開廷」は、傍聴席に親族2人しか入れず、他の親族や友人は一切入れず、弁護士も裁判所側が指定した人であった。

  2008年1月25日午後2時30分頃、警官が戸籍簿確認の理由で宋さんの家に突然押し入り、コンピューター、プリンターなどを奪い去った。宋さんの家に法輪功関連の品々があるため、当日23時に中国共産党の役人に「邪教を利用して国家の法律の執行を壊滅する」を口実に刑事拘留され、不法に北辰留置場に拘禁された。2008年4月25日でちょうど3カ月になった。

  4月25日午前8時半、中国共産党の役人は北辰裁判所でいわゆる「開廷受理」を行い、宋さんが家で「中国共産党についての九つの論評」(以下『九評』)、小冊子、法輪功のお守りなど法輪功関連のものを作って配る意図があるが未遂で、いわゆる「予備犯罪」に当たるため、関連法律によって、3年以上7年以下の有期懲役の判決を下した。拘禁中、司法官、弁護士達は繰り返し宋さんに具体的な情況を尋ね、宋さんが法律に詳しくないことを利用して、様々な犯罪を認めるように誘導した。宋さんは、彼らが用意した「証拠」に書かれた数量は明らかに間違っていると、繰り返し強調したが、司法官は数量は別にして、これらのもの(『九評』、小冊子など)があるかどうかだけを回答するよう要求した。

  宋さんに対して一歩ずつ罠をかけてきて、聞く質問も皆あいまいだった。 開廷時、罪を認める署名をするようにと弁護士が宋さんに求めたが、宋さんは、罪を犯していないため署名を拒絶すると、弁護士はどうしようもなかった。

  宋さんと同じ日に逮捕された李立新さんも、同じ4月25日午前、不法に開廷し、新唐人テレビ番組を見るためにアンテナを取り付けたという罪名で告訴され、開廷中、家族に責められ脅迫されて、最後には仕方なく審判書に署名した。

  李さんは2008年1月25日午後、警官に逮捕された。当日午後2時過ぎ、5台のパトカー、数十人の警官が自宅に突然押し入り、アンテナを取り外して、コンピューター1台、法輪大法書籍、真相資料、録音テープなどを押収した。前日の晩、宜興阜派出所の警官が家に来て、告発があり、李さんの家で賭博をしているかどうかを確認しに来たと偽った。実は、夫は全然賭博をしたことはない。

  2008年5月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/4/177777.html