■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/05/13/mh141281.html 


カナダ：中国共産党がオリンピックを利用して法輪功を迫害していると政府官員は非難した（写真）

(明慧日本)5月2日、カナダの東部から来た法輪功修煉者は、カナダ首都のパーラメント・ヒル前に集まった。拷問の展示・実演や、真相写真を展示するという形でカナダ政府と民衆に中国で発生している迫害を伝えている。カナダ国会議員・Borys Wrzesnewskyjさんとアムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)本部の秘書・Alex Neveさんは、中国共産党がオリンピックを利用し、大規模に法輪功修煉者を逮捕していると非難した。

　明慧ネットにより、中国共産党がオリンピックを開催する前に、オリンピックの名義を利用し、大規模に法輪功修煉者を逮捕している。統計によると、去年年末から2008年3月11日までに、中国の29省、市、自治区で法輪功修煉者が違法に逮捕される案件は1878件があり、今も逮捕し続けている。
集会の会場
中国共産党がオリンピックを利用し、大規模に法輪功修煉者を逮捕していると非難するカナダ国会議員のBorys Wrzesnewskyjさん
アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)本部の秘書・Alex Neveさん


　カナダ国会議員：あなたたちが表現した人間精神は打ち壊せない、奪われない

　カナダ国会議員・Borys Wrzesnewskyjさんは中国共産党が法輪功修煉者の生体臓器を収奪することを強烈に非難した。生体臓器の売買を制止ため、二ヶ月前に国会でC500法案を提出した。Borysさんは次のように講演した。「あなたたちが表現した人間精神は打ち壊せない。奪われない。それが数万人以上の希望と信仰を持つ中国人の心の中にある。近い将来に自由の火が必ず中国で揚げられる」。

　アムネスティ・インターナショナル本部の秘書：私たちがオリンピック大会によって引き起こされる厳重な人権侵害をみている

　アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)本部の秘書・Alex Neveさんは最初に中国共産党の人権侵害について講演した。まずは、今年の頭から三ヶ月も法輪功修煉者を非法逮捕し続け、平和な抗議をする数千名のチベット人を逮捕し、ウイグル人に対する大規模の鎮圧するなど人権侵害の例を出した。中国共産党がオリンピック招致するときに、人権を改善するという承諾に対して、Alex Neveさんは「中国共産党が承諾を守るために努力することは非常に低い」と話した。逆に、オリンピックの開催時間に近ければ近くほど、すべての状況が反対に走っていることを表明した。オリンピックのために盛大に宣伝しているのにも関わらず、厳重な人権侵害は発生しているという。

　「さらにいけないのは、私たちはオリンピックによって引き起こされた厳重な人権侵害をただ見ている」とNeveさんは言い、「オリンピック会場を建てるために、民衆が家から強制に出され、苦情を申し出た人々が刑務所に入れられた。オリンピック大会と人権に関する考えを交流したい活動家たちも刑務所に入れられた。オリンピック前の整理整頓活動は法輪功修煉者、遊牧遊民、営業証のない商人、多くの人々が刑務所に送られた」と話した。

　「人権侵害に直面するのに沈黙を選んだことは政治手段だ」

　人権問題の批判に対し、中国共産党は政治とスポーツは混同しないと言っている。それに対し、Alex Neveさんは「政治とスポーツだけの問題ではない、人権問題は政治問題を超え、普遍的価値のある人権に対する立場の問題である。それに政治成分が含まれているというのなら、大規模の人権侵害に直面しているのに沈黙を選んだことはまさに政治手段だ」と話した。

　Alex Neveさんは「カナダはこのタイミングを上手く利用すべきだ。世界は今、中国の国家主席に聞かせている。今は2000年に承諾した人権問題を改善することに対する圧力をかけるいいタイミングであり、今から毎日を無駄に過ごすことはできない。人権の改善に対して圧力をかける努力をしなくてはいけない。言い訳も、もうしない。もちろん政治的沈黙もしない」と話した。

　中国問題の専門家、カナダの外交官・Brian McAdamさんも当日の集会で次のように講演した。「中国共産党の歴史の中で、常に人々は、党の敵は中国人の敵だという意識を強制的に吹き込まれている。もし、ある団体が中国共産党に『党の敵』とされたら、公開的に不法監禁や虐殺される。中国共産党はすべてコントロールできない団体を消す。法輪功は中国共産党に抵抗する勇気のある団体の一つだ」。

　 2008年5月13日

（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/4/177785.html）

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