日本明慧
■印刷版   

朝陽労働教養所:王貴明さん迫害死亡事件の補足情報

(明慧日本)2008年2月27日午後2時頃、吉林省通化市の法輪功修煉者・王貴明さんは14日間の絶食の状況下で、長春市朝陽溝労働教養所一大隊に送られ、当時は絶食し、信仰を放棄せず労働を拒否したため多数の警官から殴打された。27日の当番長は高建輝、27日から29日までの間、王貴明さんは引き続き野蛮な灌食を強いられ、29日夜12時頃に死亡した。当時、当番長は禺鉄で、主任取締員は李樹軍、見張役は董強、畢克宇、劉星明、李建国の4人。

  当時所内では情報を封鎖し、他の労教者に王貴明さんが自ら暖房設備の角に頭をぶつけて死亡し、その場にいたのは見張役だけだと言った。しかし、労教所関係者の説明によると、見張役こそが労教者の自傷、自虐、自殺行為および所内の規制違反の発生のために設置された24時間の監視役だ。就寝するのも交替制。それに、この4人の専任見張役以外に、廊下にも当直がいる。彼らも交替制で休憩し、監舎を巡回検査するのが職責。また、見張役たちの監督も職務内容。したがって、見張役が当番中に睡眠するのは絶対禁止だ。監視される者は水を飲んだり、トイレに行ったりするのも、見張役に申し出て、見張役の監視下で行われる。そのため監視される入所者はまったく自殺するチャンスがなく、本人自ら頭をぶつけるという説は成り立たない。

  人を殴打する事件は一大隊では日常茶飯事で、韓継平さんもかつて所の規則の暗誦を拒否した等の理由で何度も殴打された。張士勲さんはただ管教の質問を聞き逃して、管教が納得できない回答をし、「転向書」を書かなかっただけで、多数の管教に殴られた。劉国臣さんも、「五書」を書かなかったため、大勢の管教から殴打された。閻国柱さんは、囚人服の着用と「五書」の記入を拒否した理由で、殴打された。(刑教員の参与もあった)

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年5月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/8/178054.html