山東省蒙陰県:身障者の老人一家が受けた迫害
(明慧日本)2008年5月9日、山東省蒙陰県の身障者である年配の法輪功修煉者・李宗平さん(60代)は県の「610弁公室」と巨山派出所の警察に強制連行された。妻の王法鳳さんは不法な1年6カ月の労働教養処分を受け、2008年1月28日に山東省第一女子労働教養所に移送され、迫害を受けている。
李さんは蒙陰県周家溝子村の出身である。彼の右手と片足は不自由であり、片目が失明している為、基本的に労働が出来なくなっている。妻も法輪功修煉をする前に、長年の持病である喘息で重い時にはベッドから起きられず、労働はなおさら困難である。そのため、生活は極めて貧乏であった。法輪功を修煉した後、病状はだんだん大いに良くなってきた。
法輪功に対する9年の迫害の中、李さん夫婦は何度も不法な家宅捜査され、強制連行され、9600元(150万円相当)という莫大な罰金を課された。1999年7月以後、李さんの家が煉功点であるため、元巨山卿(現蒙陰鎮管轄)の中共政府に500元の罰金を巻き上げられた。
2007年12月20日午後5時頃、王さんは旧寨卿唐家庄子村の法輪功修煉者と一緒に法輪功が受けた迫害真相を伝えた時、実情が分からない人に通報され、旧寨卿派出所の警察に強制連行された。
当日王さんは蒙陰鎮に送られ、悪らつな警察はすぐに彼女の家を捜査し、法輪功の書物、補助カード、身分証明書、身障者証書、戸籍ブックを没収した。家宅捜査をした後、警察は李さんを強制連行した。1カ月拘束した後、彼を釈放した。王さんは沂南留置場に拘束され、1カ月後不法に1年6カ月の労働教養処分を言い渡され、現在は山東省第一女子労働教養所に拘束されている。
妻が強制連行された後、李さんは自力で生活ができない状況だったにも関わらず、2008年5月9日に李さん本人が再度強制連行された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年5月16日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/16/178560.html)
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